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はなこ母がきたよ3/3


パリからもどったのが水曜日の夜。
それから母が帰国する月曜日まではなんだかあっという間でした。

翌日はゆっくり休むことにして、
パリで買ったおみやげをこれは誰に、あれは誰に、と分けたりして、
おしゃべりしつつのんびり過ごしました。すくなくとも午前中は。
午後からはまた街をぶらぶらしに行ったけど。

母のドイツ滞在、後半のすてきな予定は すき焼きパーティー でした。
母はこのために日本から高野豆腐やしいたけを持ってきていたんです。
アジアショップにはわたしが探したかぎり焼き豆腐はなかったので、高野豆腐で。
しらたきはありました
イレギュラーなメンバーだったのは芽キャベツくらいで、あとは日本のすき焼きです

お友だちの和田さん(仮名)が、すき焼きのつくりかたを覚えたいと言っていたんです。
そこで、るり子のキッチンで母が説明しながらお料理。
おじいちゃんはもともと食べ慣れたもの以外は嫌がるせいもあって
るり子が18時まえにパンやプリンといっしょに寝室に押しこめてしまいました

牛肉は和田さんが買ってきてくれました。
お肉屋さんに、できるかぎりりうすくスライスして、と頼んだそうだけど、
日本にある「すき焼き用のお肉」よりはやっぱり厚みがありました。
(↑ハムをスライスする機械をつかったそうです)


↓炊き込みごはんとおみそ汁も
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↑はい、ナイフとフォークでいただきました(人物はるり子、和田さん、はなこ)


ひさしぶりの日本の味はとってもおいしくて、たくさん食べちゃいました。
お昼に食べた巨大ハンバーガーのおかげでお腹いっぱいだったんだけど。

和田さんは母にいまの日本のあれこれについて話を聞いたりして、
ふたりともとってもたのしかったみたい
るり子はしらたきがお気に入りでしたよ。
芽キャベツが意外とよかった。




凄まじい快晴の日曜日は、トルコ人のお友だち東山さん(仮名)ご夫婦が
車で迎えにきてSpeyerにつれていってくれました
東山さんは、わたしがはじめてドイツにきて通っていた語学学校で
となりの席だったお姉さんです。かれこれ2世紀くらいのつきあいになります。


↓母とはなこのうしろにあるのが、有名な大聖堂
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↑ツーショットは今回はじめてかもしれない・・

↓東山さんにポーズを指示されるご主人と
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↑自分もフレームにはいっていることに気づいていない母

↓大聖堂は実際に見ると奥行きがあってすごい迫力です
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↑母はここでもキャンドルを灯していました

↓街をお散歩して、カフェの外席でアイスコーヒーを
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↑外だとけっこう排気ガスだし、夏だと虫も飛んでくるけどやっぱり気持ちいい

・・・・・・かも。
もうすこし涼しかったら。

といっても、冷房なしなので店内のほうがむし暑いということも

↓もうひとつ、東山さんおきにいりの教会は
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↑青の天井がすばらしく美しい

↓ここでもパイプオルガンの演奏(練習)をしていて
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↑はなこ母は大喜びで動画を撮っていました


おふたりが夕飯をごちそうしてくれました

↓またしてもお外の席で
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↑東山さんとご主人とはなこ

ご主人のことも2世紀まえから知っていますが、
以前はもっと、なんというか立派な体型でいらしたんです。
そのままでは健康に問題があって必死にダイエットをしたと聞いていましたが
すっかり痩せて、道ですれちがってもわからないくらいに

↓母とわたしの飲みものはアイスティー
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↑母のはラズベリー、わたしのはレモン グラスがとってもかわいい


ご主人は最近マツダの車を買ったのだそうで(届くのは来年1月だとか)
母と車の色について盛りあがっていました。マツダの赤はきれいなんだとか?
とてもやわらかく賢い東山さんのことも好きになってくれたようで、
言葉がつうじないなりにあれこれコミュニケーションして
通訳(はなこ)がトイレに行っているあいだなども滞りなく会話していた模様
暗くなり、肌寒くなるまでおしゃべりしました。


↓仏像が飾られているショーウィンドウのまえで
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↑ポーズをとる母とご主人・・・

仏像の膝のうえに商品が飾ってあったりして母びっくりw


ドイツとパリの思い出をぎっしりつめたスーツケースをもって
翌日は空港へ。バス乗り場まではるり子が送ってくれました。
母はずっと、帰りたくないなぁ、と言っていました。
それくらいドイツが気に入ってくれて本当によかった



↓空港はおそろしい
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出迎えるときは、バカンスな雰囲気が心楽しくてわくわくする場所なのですが
見送りや、自分が日本を去るときにはまるで刑務所のように寒々しく見える(←主観)


↓2時間のあいだにこれだけの飛行機が飛ぶなんて
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↑それを考えるのもおそろしい・・・


そのうち帰国するから、
これまでみたいに次に会えるのは1年や2年後、ってわけじゃないから
とくに悲しいつもりはなかったんだけど、別れる段になるとやっぱり・・・
いえ、母が最初に泣いたからつられちゃったんですよ~ しくしく
お見送りで、6歳くらいのハーフの女の子が、
たぶん、日本から遊びにきていたおばあちゃんのお見送りなんでしょうね、
立ちつくして、税関のむこうをみてずーっとしくしく泣いているんです。
うつるからやめて~

数世紀ドイツで暮らして、そのなかで誰かが遊びにきては帰っていったり、
わたしが帰国してまたドイツへもどったり、たくさんのお別れがありました。
とくに祖父母なんかは、もうこれきり会えないかもしれない、と思うのでしょうね。
わたしが最後の訪問を終えて祖父母宅を去るときはいつも、
門のまえでずーっとずーっとずーっと手をふっていて・・・
いちばん別れが悲しそうだった父方の祖母はいまも健在ですが(←余計)


母が帰還して3週間。ドイツは(ふたたび)晩秋になりました。
そろそろひと月用コンタクトレンズの替えどきです。







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Category: ドイツ旅行

パリにいったよ その他編


お気づきのかたもいらっしゃるかと思いますが、
実はわたしは旅行記が大の苦手です

あんなとこ行ってこんなの見てあれ食べてこれ買ったー。
というだけの話なら、自分の日記にでも書いておけばいいのだし、
だからといって細部にフォーカスした話を書いていたのでは
おわるまでに5年が経過してしまう。

そんなわけで、ここはというポイントだけにしぼって6割は切り捨ててあります。
あるんですけどね・・・その割に、それでもこんなに写真が多いのはなぜだろう。

行ったところは、
ノートルダム寺院、サント・シャペル、オランジュリー美術館、凱旋門、
エッフェル塔、シャンゼリゼ通り、オペラ座、セーヌ川クルーズ、コンコルド広場、
なまえのわからない教会いくつか、マルシェ  といったところでしょうか。

まあ、写真集だと思ってもらえれば・・・(←苦しまぎれ)


さて、火曜日は朝から電車にのってベルサイユへ・・・行ったのですが、

が。

着いてみたら ストにより本日閉館 


駐車場にはたくさんの外国ナンバーの車や観光バスがたくさん停まっていました。
閉められた門のまえ、みんなしょんぼりです・・・
わたしはといえば腹がたったのはかなりあとのことで、
このときはショックで呆然としていました。午後3時くらいまで(笑)
そもそもベルサイユを見せてあげたくて母とパリまで来たのに・・・
これが一生に一度のパリ旅行という人だっておおぜいいるはずなのに・・・

救い(?)だったのはベルサイユ行きの電車が地上線だったこと。
おかげでパリ郊外の、フランスの普通の街並みや自然を見られました。

↓それ以外は地下鉄ばかりだったから
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↑景色は見えないし、ホームはきれいとはいえないメトロだけど

↓すごいと思ったのは東京並みに電車がどんどん来ること 5分おきくらい?
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↑時刻表なんか見なくてもホームに行けばすぐに電車が入ってくる なんて便利

↓シャンゼリゼで凱旋門を眺める
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↓凱旋門
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↓カフェは赤いお屋根
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こういう、お店のそとの通りにまで椅子やテーブルが出てるのって
ドイツにもあるけど、パリだとなんか雰囲気がお洒落な感じなのはなぜ。

↓エッフェル塔は
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↑わたしには形だけでは東京タワーともスカイツリーとも区別がつかない

↓日本の家族や友だちにもこの景色を見せてあげたいと
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↑あちこちで一生懸命写真や動画を撮る母

↓毎日地下鉄で移動していたけどあるいちにちは
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↑お船にのってセーヌ川クルーズ


船にのったところで係員に停止を命じられました。
ななめうえを指して、あそこをみて笑え、と。
降りるころにはパリの観光名所を背景にふたりの姿を合成した記念写真が。
商売、じょうずですね。一生に一度の記念と思えばみんな買いますものね。
もちろん、母が日本に帰ってこれを見るたびに、パリのふたり旅のことを
なつかしく嬉しく思いだしてくれるなら、撮ってくれてありがとう!な気持ちになります。


↓徒歩で見てまわるのはぜったい無理!なものぜんぶ
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↓船のうえから見ることができました
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↓新聞、雑誌やおみやげものを売っているスタンド
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↓やっぱりどこかお洒落ですよね
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↓柵とか、番地が書かれたプレートもなんとなく
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↓ケーキも
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↓パン屋さんの看板も
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↑パン屋さんの看板と呼んではいけないかもなくらいお洒落すぎる・・


ケーキは食べませんでしたが、お友だちの竹内さん(仮名)にいただいたので
ホテルでマカロンをお茶にいただきました。
ころんとしていてきれいな、かわいらしいお菓子です。
でもこれって日本のもなかと食感そっくりですね。中身も、洋風あんこって感じで。
ひとつ2,50€のマカロンだったそうで…これまで食べたなかでいちばんおいしかった

ドイツへ帰る日、電車にのるまえのひととき、竹内さんと娘さんに再会できました
竹内さんは猫山さんとも元同僚なので、3年まえにドイツにきたときには
当時7歳だった娘さんもいっしょに、猫屋敷に泊まったことがあるんです。
なので猫山さん家族のママやベイビー(←猫のなまえ)のことも知っていて、
そんな話題やうさぎの話題で盛りあがりました


↓その後、みんなで街をあるく
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↓パリのアパート 高いんだろうな、家賃・・・
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観光地ばかり見てあるいたけど、こういう普通の街並みも見られてよかったな


今回、たくさんいろんなところを見てあるいて、
母が「歴史にくわしかったらもっとおもしろかったかもね」と言いました。
母は学生時代、世界史がにがてだったそうです。
なぜって、カタカナの地名や人名をおぼえられなかったから。
実はその娘のはなこは日本史がにがてでした。
なぜって、地名や人名の漢字がおぼえられなかったから・・・
音は正しくおぼえてても、まちがった漢字で書くとテストで×になりましたからねー・・

そんなさみしい苦手を共有しつつ、ふたたび新幹線にのってドイツへ。
ハイデルベルク駅では、るり子が待っていてくれました


↓ぼくもいっしょにいったから
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↑話してくれなくてもあったことぜんぶ知ってるよ!







Category: フランス

パリにいったよ おもに教会編


見事すぎる快晴のある日曜日
最寄り駅まで車をだしてくれたるり子に見送られて、パリに出発
はやめに着いた、新幹線に乗りかえるマンハイム駅にてブランチのあと、
揺れずに静かに走る、ネットもつかえる快適電車に乗りこみます。

街中をすぎて郊外にでると、ぐんぐんスピードをあげていきます

↓こんなふうに表示されます
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パリ・東駅で、日本人のお友だち・竹内さん(仮名)が出迎えてくれました
10歳になるハーフの娘さんもいっしょです。
ホテルにチェックインしてにもつを部屋に置いてからみんなでカフェへ。
地下鉄の乗りかたや券売機の使いかた、お得な一日乗車券の買いかたなど
パリ情報をあれこれ教えてもらいます。

娘さんはうさぎが大好きでいつか飼いたくて、
わたしのスマホの海の写真をかわいいかわいいと言ってくれるんです

ふたりはそれぞれ学校やお仕事があるので、翌日からは母とふたり。
フランスはわたしにとっても勝手のわからない異国なのでどきどきです。
行きたい場所のひとつ・ベルサイユ宮殿は月曜休館なので、
この日はまずステンドグラスが有名なサント・シャペルとノートルダム寺院へ。


↓地下鉄の駅から地上へあがるとすぐにサント・シャペルの屋根がみえます
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↑地下から入場してせまい階段をあがるのですが

↓そこを抜けて空間がひろがった、と思うと
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↓すばらしい青のステンドグラスが視界いっぱいに
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↓みんなでうえを見あげる
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世界各国からの観光客たちがそれぞれの言葉で感嘆し興奮し、
しだいに話し声が大きくなっていくと係員から「静粛に!」とお叱りが。
そう、ここはいちおう(?)聖堂なんですよね。静粛が基本です・・・が、
叱られてしーんとなり、でもまたしだいに音量があがっていきまた叱られ・・・
なんか小学生の修学旅行みたいで笑っちゃいます


↓床のタイル、うさぎさんのいる1枚
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↑踏みつけていた不届きものがいました この靴の持ち主がそいつです

ノートルダム寺院へはここから徒歩で行かれます。
いずれにしても少々迷ってよけいに歩くはめになったことを白状します


↓ノートルダム寺院では
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↑幸運なことにちょうどミサがはじまったところでした

一般の観光客は立ち入り禁止のロープで聖堂中央前方が仕切られていて、
警備の人が立っているなかを進んでいって参加しました。
ノートルダムでミサに参加できるなんて!!
お説教はフランス語なのでもちろんわかりませんでしたが・・・感動でした


↓参加まえにこっそり写真を・・・
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↓荘厳で美しいステンドグラス
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↓キャンドルひとつ2€
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↑ドイツだとたいていどこも4分の1の50セントですが・・さすが(?)


ずっとまえから、教会の売店にあったら買おうと思っていたものがあって、
それはドイツでもどこでもよかったのですが、
さすがノートルダムの売店は品ぞろえが充実していて、すてきものがありました。
いっしょに選んで、母が買ってくれたんです
おなじ品でも、誰かに買ってもらうのってとっても嬉しいものですね
おなじ品でも、ますますいいもの、すてきなものになります。一生大事にするからね。


↓パリの街をあるく
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↓セーヌ川
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↓強すぎる日射し、まぶしすぎる・・・
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↓街に普通にある建物がすてきすぎる
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↓ネッカー川みたいにここにも遊覧船が
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ずっとパリに住んでいる竹内さんのために、母が日本から本を買ってきました。
事前に希望を聞いておいたものなのですが、そのひとつは娘さんのための
う〇こドリルなるもの。

子どもと縁のないわたしはこんなのがあるって知らなくてびっくりで、
え、なにそれ、漢字ドリルはわかるけどなんでう〇こ!?と混乱しましたが、
子ども関係の仕事をしている妹さん(仮名・はなこ妹)は、いま人気があるのだとさらりと・・・
娘さんはパリの小学生ですが、週に1回日本人学校で漢字を勉強しているのです。
花の都パリにてハーフの美少女がう〇こドリルで勉強。

・・・・・・・。

いえ、偏見ですよね。





今月のかわいい(?)1枚↓

↓ノートルダム寺院にて
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↑最近はシスターもスマホを愛用 なんかほのぼの





Category: フランス

休暇前後のはなし


首がのびるほど楽しみに待ちわびていた
おじいちゃんもるり子もお留守ウィーク は一瞬で過ぎさり、
まだ先のことと思っていた母の来独日がきたかと思ったら
あっという間に2週間の滞在を終えて帰っていき、
たのしかった日々をじゅうぶん反芻する間もなくふと気づけば
空港で見送ったあの日からもう2週間になります。
さっき10月になったと思ってたのに、すでに10月のお給料が口座に。
10月ももう終わりです。

旅行中おやすみしていた聖歌隊の練習、やすんだのは2回だけなのですが、
行ったらあたらしい曲が4曲も増えていました。
しかも1曲は8ページある曲で、すでに4ページめまで進んでいました。
楽譜お持ち帰りで次回までに予習復習しておこう、と思っていたのに、
なにもしないまま今夜はまた練習の日です。

人生って、こんなふうに終わっていくんですね。
ときが流れるのはほんとうにはやい。


ちいさな子どもの成長ってはやいな、と思うことがよくありますが、
おじいちゃんの変化のスピードもかなりのはやさです。

おじいちゃんは家のなかで帽子をかぶりダウンジャケットを着て、
下はパンツ一丁で歩いていました。

数か月まえにもそういうことがあったんです。
でもそのときは指摘したらもう慌てふためいて「これは失礼しました」と狼狽し
大急ぎで自室にもどっていったんです。

ところが最近は「はあ、それがどうしかしましたか」という反応。
羞恥心をなくしたのか、
下着で人前にでることはマナー違反であるという常識を忘れたのか。

そして先日はついに全裸デビュー。

キッチンでるり子とおしゃべりしていたとき、扉のむこうから
おじいちゃんが歩きまわったり階段をおりたりのぼったりしてる音が
ずっとしていたんです。その足音が近づいてきたと思ったら扉がさっと開かれ、
「やあやあ、おはよう!おそろいですね!」とハイテンションな声が響き、
見るとそこには素っ裸のおじいちゃんが、タオルで前だけ隠して立っていました。

ショックでなにも言えない(らしい)るり子に代わってわたしが下を見ないようにして
そんな恰好じゃ風邪をひくから上に行って服を着てきてね、と言うと、
おじいちゃんは「そのとおりだ!」と大声をだして出ていきました。
おじいちゃんはときどき元気溌剌、テンションの高い人になるのですが、
そういうときにむしろ常軌を逸した行動をとるのです。

るり子は黙りこんで、窓のそとを見ています。
おじいちゃんは自室にたどりつくころにはたいてい、
なにをするべきだったか忘れてしまうので、
いつもはるり子がいっしょにあがっていって介助するのですが
このときは動こうとしませんでした。

わたしは食事のしたくやゲームや塗り絵の相手をするけれど
身体的な手助けはしなくていいことになっているので、
でもこのときはるり子が固まっているのでどうしようかと思ったのですが、
やっぱりそこまでするのは抵抗があるので部屋に引っ込みました。

15分後、ふたたびおじいちゃんが下におりていく足音が聞こえ・・案の定。
服を着てこいって言ったでしょーーー!!!!
とるり子の怒鳴る声が響きました。



ところで、9月後半のおじいちゃん1週間ショートステイですが。

そのあいだ、るり子がバス旅行に出かけて留守だったことはブログに書きました。
ところが、るり子がおじいちゃんにもつに入れわすれたものが数点あったので、
頼まれて一度とどけにいったんです。
滞在2日目でした。

おじいちゃんはわたしの訪問を喜んで紳士的にお礼を言い、
持っていったわすれもの+ピールを嬉しそうにうけとりました。
ここは病院で自分は入院しているのだと思っていたようですが
(訂正しませんでした。本人にとって介護施設とどっちがましとも思えないから)
おちついて、くつろいでいたように見えました。


↓さっそく乾杯
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↓たしかに病院とほとんどなにも違わない・・
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↓自分の部屋がわかるように
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↑名札のしたにはいろんな動物さんのお写真が


ところが、夜になるとるり子邸の電話が何度も鳴るんです。
ある晩などはほとんど5分おき。留守電メッセージ着信ランプは点滅。
これが実はおじいちゃんからで、留守電には何十件もメッセージが入っていたそう。
わたしが以前働いていた施設では、認知症の人には電話はわたしませんでしたが・・

そしてある日ひとりで外に出て帰れなくなってしまい警察のお世話に。
連絡をうけた娘の恵子が引きとって施設に連れかえりましたが、
施設ではそもそもおじいちゃんがいないことに気づいていなかったそうです


4泊5日のバス旅行から帰ってきたるり子は、
おじいちゃんの滞在を延長、けっきょくぜんぶで12日間の滞在になりました。
もっと延長したかったけど空きがなかったみたいです。
そんなわけで、はなこ母が到着したとき、おじいちゃんはいませんでした。




↓おまけ
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↑はなこ母とハイデルベルクで食べたうす焼きピザ

大~きいけどうすくてパリパリしていて軽いので、けっこう食べられちゃう。
これはサラミとたまねぎとチーズでした。






はなこ母がきたよ2/3


ここに載せる写真を選びながらあらためてながめていると
なんだか不思議だな~としみじみ思うことがあってそれはなにかというと
わたしのドイツでの友だちとはなこ母がいっしょにうつっている写真なのでした。


わたしにとってドイツで暮らしながらつくりあげてきたはなこワールドと
日本にもっているそれのふたつは、はっきり分かれた別の世界。
あちらの友人のことをこちらの友人に話したりはしていても、
そのふたつは混ざりあうことなくそれぞれ独立していたんです。


いつもひとりで歩くるり子邸への坂道を母とのぼったり、
いつも利用しているスーパーでいっしょに買いものしたり、
職場のテラスにいっしょに立ったり、
いつもひとりですわる食卓のむかいに母がすわっていたり。
いっしょに飲むお茶。持ってきてくれたおみそ汁。
でもやっぱり母だからすぐなじんで、いるのが普通になるのもはやく。

いま写真をみてるとあらためて、やっぱりなんだかすごく特別な時間だったと思う。



毎日が昨日よりもっと晴れてるみたいな日々のなかのある1日は、
電車で20分ほどのちいさな町、Neckarsteinachへ。
この町は、先月行ったことは行ったけどなんにも見られなかったという
むかつく出来事のあった場所なのですがその話は後ほど、ということで、


↓この日、母といっしょに見られてよかった
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↓4つの城を持つ町、として有名で
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↑母のうしろ、ネッカー川沿いにそのうちのふたつが見えています

↓かんかん照りのなか歩いて
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↑山をのぼってそのうちのひとつにたどり着いたはずが

なぜかそのひとつを通過してそのもうひとつむこうまで行っていた悲劇(←)

↓でも眺めはすばらしかったです
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↑晴れすぎてるけど、晴れてる意味はあった

↓歩いてるひとの多くはハイキング装備
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↓山をおりてから入ったカフェの
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↑ほどよい甘さのアイスコーヒーと半分このケーキがおいしかった


↓ハイデルベルクいきの遊覧船
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↓電車で20分だけど、船だと1時間半くらいかかるんだけど、
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↑ゆったり川岸の景色を見ながら戻ることに

↓女王シルヴィア号
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とうぜん、ドイツ人たちは競って炎天下の甲板へ。
屋根があって陰になる室内にとどまったのはわたしたちのほか数名だけ。


↓まぶしすぎて写真が暗くなってしまう・・・
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↑はれはれなのはまあラッキーなんだろうけど・・・


母のラッキー、天候の次はパイプオルガン。
どこの教会でも、はいると演奏かリハーサルか練習をしていて、
練習だと1曲ぜんぶを弾きとおすことはしないんだけど
それでもパイプオルガンのすばらしい音色、響きをたのしめました


↓どこの教会でも、はいるとかならずキャンドルを灯す母
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↑なにをお祈りしていたのかな?


この次の日、パリへむかいます






Category: ドイツ旅行