ポーランド旅行1/5


その1 お友だちと旅行まえのあれこれのこと


11月8日から13日まで5泊6日のポーランド旅行。
今回もお友だちたちの優しさや暖かさにつつまれて、
そのことが旅の思い出を3倍も6倍もすてきなものにしてくれています。


行きは朝がはやく帰りは夜遅かったため旅行前後は
空港バス発着所により近いうさ奈さんハイムに泊めていただきました。

旅行まえはとっても忙しくて、疲れがでたのか体調いまいち、
ポーランドでちゃんと動けるかどうか、実はちょっと不安があったのです。
微熱もあるっぽかったし、人間関係で落ち込むことがあったりして、
その人のことを考えると胃がずんずん沈んでいくような気がしたりして。

わたしの「体調いまいち」のことを知っていたうさ奈さんは、
旅行の荷物を引きずってよろよろとやってきたわたしに
元気がでるようにと、お母さまお手製の梅干しをごはんに添えて出してくれました。
いまはお空にいるお母さまが手作りした、大事な大事な梅干し。
その思いやりがしみました
大きなお椀いっぱいの熱いおみそ汁もとってもおいしくて、
やわらかく炊いたお粥もおなかにやさしくて、
これはもう元気にならないわけにはいきません!
うさ太くんの隣で眠って癒しパワーを(無理やり)吸収して、準備完了!


↓その日の午後、ポーランドの首都ワルシャワに着きました
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飛行機のなかでは2時間弱、爆睡してました
はたしてなにか食べものとか飲みものは出たんでしょうか・・・ 不明。
もっともわたしは飛行機にのると自動的に胃が閉じる体質なので、
なにが出ても出なくてもおなじなんですが。
(食べものいらない人は運賃が安くなるシステムがあったらいいのにー)

ポーランドはドイツより寒かったです。空気がきーんとして氷のよう。
迎えにきてくれた幸次郎(仮名)と入ったレストランでの熱々スープと


↓レモンとしょうがを浮かべたハイビスカスのお茶が
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↑からだを芯からあたためてくれました


幸次郎は、ロココ時代に会ったときと比べると老けてましたw
あれから200年の歳月が流れて園子さんがいなくなったあと苦労もしただろうし、
お互いいろいろあったよね、と言いあい。

ポーランドの人たちはとっても素朴で純粋であたたかくて優しい。
女性は細やかでやわらかな心配りを忘れないし、
男性は徹底してレディファーストの紳士。
200年まえに来たときに感動したことのひとつです。
あのとき、どこか田舎のほうで車をとめて一面の麦畑を眺めていたとき、
働いていたご老人がそばにきて、挨拶をしたわたしの手をとると
地面に片膝をつき、からだをかかめて手の甲にキスしたことがあったんです!
映画でみた、むかしの貴族のお姫さまにするような礼儀作法に死ぬほど驚きましたが
幸次郎に言わせると古い世代の人(特に地方の)は今でもこうだとのこと。

幸次郎はさすがにそれはしませんが(というより都市部では絶滅種かと思われる)
それでも今回も相変わらず紳士ぶりは徹底していて、上着を脱ぐときは必ず手をかしてくれる、
レストランでは椅子を引いてくれ、座るタイミングにあわせて押してくれる。
車に乗るときも必ずドアを開けてくれ、乗ると閉めてくれる。
とうぜん、荷物は重くなくても持ってくれる。
それにわたしを、自分の対応範囲外にはけっして出さない。
わたしが早足になって先に行くと手をとって引きもどされる。
立ち止まって遅れると迎えにもどってくる。常に半径3メートル以内。

日本やドイツになれているわたしとしては、
車のドアなんて各自が自分で開けて乗りこんだほうがはやいよね!?って思っちゃう。
そしてふと思うのです。
それでいったい何秒の節約になる。そんなに急いでどこへいく。


↓夕方のワルシャワの街、
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↓トラム乗り場
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↑道ゆく人々の服装はなんとなくロシアっぽい


そうして初めのころは申しわけなくもあって、「自分でやるから大丈夫だよ~」なんて
いちいち汗をかいていたわたしですが、そのうちおまかせできるようになりました。
レディらしく(笑)


わたしの、容量いっぱいすぎてもうなにもダウンロードできなかったスマホには
うさ太郎さんが空きを作って入れてくれた英和・和英辞典が入っていて、
幸次郎との会話に大活躍してくれました


ポーランドは国民の95%がカトリック教徒です。
しかも信仰篤い敬虔な信者が ドイツに比べると 圧倒的に多い。
幸次郎もわたしもカトリックなので、今回はそっち方面な旅をしてきました。

初日と最終日はワルシャワで幸次郎とふたりでしたが、
真ん中のクラクフ4日間は、幸次郎の従姉の理香子さん(仮名)といっしょ。
この人は以前ドイツの大学に留学していたことがあって、ドイツ語を話します。
助かりました。英語、すっかり忘れててまずいわ・・・
6日間がんばって、やっと以前の勘が戻ったところで旅がおわるという・・・ね




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Category: ポーランド

ただいま


13日の月曜日にドイツに戻り、
その晩はうさ奈さんハイムに泊めていただいて、
昨日、14日火曜日午後にふたたび猫屋敷に戻ってきました。


5泊6日のポーランドの旅、すばらしかったです


↓修道院直営のゲストハウスにお泊りしたり
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↓世界遺産のヴィエリチカ岩塩坑を訪ねたり
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↓ワルシャワで渋滞にはまったり
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↓夕暮れのクラクフ中心街を歩いたり
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↓ドイツのスーパーマーケットがあちこちにあるんだったり
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ロココ時代に訪れたときに会った幸次郎のご両親や従姉さんに再会したり、
広くてハイテクになった幸次郎の家にはエアコンがあったり(!!!)
びっくりだったり感動したり嬉しかったり感動したことがたくさんでした。

写真の整理をして頭のなかを整理して、少しずつ更新していこうと思います。
明日からはまたお仕事、いつもの日常です。

とりあえず、ただいま







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いってきます


イタリアを旅行していたうさ奈さんご夫婦が無事に戻ってきて、
こんどは自分のポーランド旅行のしたくに忙しくしています。

日本-ドイツ間を行き来するための大きなスーツケースしか持ってないので
今回、その半分のサイズのスーツケースをうさ太郎さんにお借りしました。
アメリカやイタリア、イギリスにも行ったスーツケース。
こんどはポーランドへゴーゴー

飛行機は10時半発なので、8時半には空港に着かないといけません。
そして空港行きのバスが7時すぎ着しかないので(その次は10時すぎ)
ハイデルベルク発が5時半。
はなこ村からの始発電車では、このバスに間にあいません。
ので、ハイデルベルクのうさ奈さんハイムに前夜泊めていただくことに

なので旅は7日の夜から始まります。
13日にドイツに戻ります。

海といっしょに楽しんできます





旅行中とこれから旅行


日曜日の明け方から嵐のため大雨強風に見舞われたはなこ地方
お昼のうさ奈さんたちの飛行機が心配でしたが、無事に飛んだとのこと。
揺れたそうだけど 何事もなく無事に到着してよかったです!
そしてわたしはうさ太くんとお留守番すべくうさ奈さんハイムへ


↓はなこがお借りするベッドはこんなうさぎワールド
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↓わたしは日中は仕事なので
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↑うさ太くんとべたべたできるのは夜だけです
 (うさぎさんは午後~夕方はおやすみタイムなのです)


↓うさ奈さんのにおいのついたガウンに騙されて(?)
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↑甘えにきてくれましたようふふふふ


うさ奈さんハイムでネット使い放題のうちに、来週からの旅行のことをいろいろ調べています。
11月8日から13日まで有給休暇をとって、ポーランドに行ってきます
ドイツの隣ですからね、
ドイツにいるうちに行っておきたい国への旅行第2弾です。


ポーランドには、バロック時代からの友人、幸次郎(仮名)がいるんです。
最初はたどたどしい(←はなこ側だけ)英語で文通していました。
そののちメールでやりとりするようになって、
いまではwhatsApp(ヨーロッパで主流な、LINEと同じ機能のアプリ)で。
知りあってもう人生の半分以上のつきあいになりますし、
ロココ時代にドイツから一度会いにいったこともあって、もうほとんど兄のような存在。
そのときは幸次郎のかわいい奥さん、園子さん(仮名)と3人でいっしょに
ポーランドのあちこちを車でまわる旅をしたんです。

わたしがショパンを好きだと知っていて、
ショパンの生家でのピアノコンサートに連れていってくれたりして・・
あたたかな、あたたかな歓迎と友情。ついでに暑すぎた8月のポーランドの太陽。

幸次郎は外科医だし、園子さんは歯科医だったのでなにがあっても安心な旅でした。
事故などに遭遇したときのために、車にメスとか注射器とか積んであってこわかったけど

当時、幸次郎夫妻の住まいにはよぶんな部屋がなかったので、
わたしはすぐ近くの園子さんのお母さまのおうちに泊めてもらいました。
夜にふたりが帰っていったあと、ポーランド語しかできないお母さまとふたりきり・・
それがね、なんだかなんとなく通じるんです(笑)
お母さまがポーランド語でなにか言うと、わたしは日本語でなにかこたえる。
内容はまるっきり噛みあってないはずですが、なんとなくお互い満足してにっこりする。
言葉が通じないんだから黙っていよう、とか、ちがう部屋に引っこんでいよう、とかは
なぜかお互い思いませんでした(←性格、似てた?笑)
この家では洗面台のしたにサラちゃんというオカメインコが巣をつくっていて、
朝、顔を洗いに洗面所に入っていくと飛びだしてきて威嚇されたりして、
すごく楽しかったですwww

今回はワルシャワ・ショパン空港で待ちあわせをして、
翌日からは近郊に見どころがたくさんある街クラクフ(Kraków)へ車で。

↓こんなすばらしい修道院につれていってくれるそうです(人様の画像↓)
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↑といっても秋ですから、雪はないでしょうけど


↓ぼくを忘れないでつれていってね
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↑だいじょうぶ!海を入れるリュックサックを買ったよ!

↓海のKがついたブローチもつけたからね
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↑でも旅行中は落ちそうで心配だから外そうかなぁ


飛行機のチケットは、
このまえグアテマラに行った村山さんに手伝ってもらってとりました。
裕福な家庭の奥さまなのに、いかに安く旅行をするかに情熱を燃やしていて
格安で行かれることに無上の喜びを感じるらしいのです。
で、彼女は先月、
まず車で1時間強のフランクフルトへ行って、
そこから長距離バスで6時間かけてアムステルダムへ。
そこからアムステルダムの空港までさらにバスで移動して、
そこからメキシコへ飛び、そこで乗り換えてグアテマラシティへ。
26時間ほどの旅だったそう・・・ 話だけで疲れちゃう・・・

わたしは軟弱ものですので、
少々高くてもいいから体力をあまり消耗しない方法で行きたいのです。
特に今回は相手があることだし、着いたさきで死んでいるわけには・・・
そんなわけで直行便です

村山さんははなこより10ばかり年上ですが、体力ありますよね・・・




ひさしぶりの日本語の本


作家のカズオ・イシグロ氏がノーベル文学賞を受賞したのをうけて、
ハイデルベルク駅の本屋さんにも彼の著作がたくさん並んでいました。

↓なぜかわたしが読んだものはひとつもなく
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↑読んだことのない作品だけが並んでいる謎

いいなぁ、読みたいなぁ。
でも、日本語訳が出ているものをわざわざ苦労してドイツ語で読もうとは思わない無精者。
いいさ、いつか帰国したときにまとめて図書館で(←貧乏性)

図書館といえば、すてきなことがあったんです

実は・・某大学の日本学部図書館で日本語の本を借りられたんです。
うふふふふふふふ
がつがつと10冊くらい選びたかったのですが、
お上品に控えめにふるまうべく4冊にとどめました。



通訳・翻訳をしてらっしゃる和田さん(仮名)とは
離婚手続き関係の法律用語満載の文書の翻訳をお願いしたときに知りあいました。

むかしブログに書いたことがありますが、人というのは主観の生きもので
自分の心がそのまま景色に反映してみえるんですね。
さっぱりわからない法律用語、難解なドイツ語、
そもそもが離婚という寂しくて不幸せな案件ですから、
そういう文書を持って和田さんの事務所を訪ねたときのわたしの目には
その事務所は陰鬱で不幸な灰色にそまって見え、
そこにすわっていた和田さんも自分とはちがう世界の人みたいな、
(申しわけなくも)異質でちょっと怖い人に見えていました。

その人が、一緒に花火を見たりキューバ音楽のライブに行ったり、
ランチしながら長い時間おしゃべりに花を咲かせるような友だちになるなんて
あのときはこれっぽっちも想像しなかった。

しかもわたしが本好きと知るとこうして図書館を案内してくださる。
ありがたいです。なんでこんなによくしてくださるのかしら(感涙)。


わたしと初めて会ったときに、友だちになりたい、と思ってくださったのだそう。
わたしが灰色フィルター越しに和田さんを見ていたときに、そう思ってくれてた。
そんなふうに思ってくれる人がいるんだなぁ・・ なんか嬉しくてありがたくて感動です。

普通の日本人らしくないとも言われましたがwww


↓はなこいきつけ図書館
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↑本のにおいはうさぎのにおいの次にすき

↓画集のなかにみつけた野うさぎ
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ところで日本学部の図書館は日本以上に日本な世界でした。
日本学を研究するところですから仕方ない(?)ですが、本といっても
日本の歴史、日本の思想、神道と仏教、雅楽、天皇と日本人、バナナと日本人、
といった専門書が凄まじい品ぞろえで並んでいて、
文学は日本人によって日本語で書かれたもののみ。
翻訳ものや自然科学系などはゼロでした。

ここまで濃厚に日本な空間にいたのって生まれてはじめてかも。
外に出てあらためて、ああここドイツなんだっけ、と思った次第です。


↓はなかい部屋からみた夕焼け
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↓この時間の空はいつも宇宙的
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明日からうさ太くんちでうさ太くんシッターです。