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山中湖畔のいちにち


わたしには音楽を贈ってくれる友だちがむかしからたくさんいて、
自分が好きな音楽のコピーCDをドイツまで送ってくれる人がいて、
おかげで自分からは手をださないような音楽を聴くことができました。

もちろん、音楽にも好みがあるので、
いちど聴いただけで「いや、これは無理!!」というのもあり、
すごく気にいってその後自分でiTunesで購入したものもあり。
気にいったもの3割、ダメだったもの2割、特にどうもなし5割、
といったところでしょうか。

いつも「気にいったもの3割」にはいる音楽をくれるうさ友・逢沢さん(仮名)は
わたしが日本にいた9年まえに、ライブに誘ってくれました。
忘れようもない、震災の前日でした。

わたしの頭には、精神が異常な興奮状態だったり高熱をだしたりすると、
ひとつの音楽が頭のなかをエンドレスにリピートする習性があって、
とうぜん、その曲はしばらくネガティブな印象を引きずるのですが、
この震災後の不安な日々を彩るのに選ばれたのがこのライブで聴いた曲でして
おかげで数年のあいだ、トラウマソングになっていました。

わたしは、音楽にある特定のイメージがついてしまうことが嫌いなので、
この習性にはほんと腹がたつのですが、
幸い、数年後には背景を白にして聴くことができるようになりました

そして今回、逢沢さんが山中湖畔での屋外ライブに誘ってくれたのです
トラウマソングの人(←ひどい)を含め、7人(組)が参加した野外音楽フェスでした。



↓雨で涼しい予報だったのに、当日はおそるべき快晴に
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↓富士山は雲にかくれていたけど雲がとてもすてきで
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↑それがかえってとても絵になる


逢沢さんと、ご主人の運転する車で出かけました。
途中、トイレ休憩のために会場にちかいパーキングに寄ったのですが、
そこから見えた黒々とした山を指さして、
あれはなんていう山?と訊いたのはわたしです・・・
こたえは 富士山 でした・・・
雪をかぶってなくて、おまけにいびつで、富士山ってこんなだったっけ??


↓富士山が見おろす会場は快晴快晴快晴・・・
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↑すばらしく雄大な景色です


↓はじまるまえから気合いたっぷりの人たちが
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↑舞台にはりついて待っているあいだ


↓我々をふくむ座って聴きたい組は
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↑テープよりうしろの芝生にシートや椅子をひろげて


子どもがたくさんいたし、外国人もかなり来ていたし、
観客は文字通り老若男女。若い人からかなり高齢な方までいました。
みんなが好きなように芝生に寝転がったり、お弁当食べたり、
子どもたちは走ったり遊んだりしていて、なんか開放的で自由な空間。


出場者のみなさんは、ホールの舞台やテレビで見たのなら
きっときらびやかなちがう世界の人みたいにみえると思うのだけど、
ここではなんだか距離を感じさせない、素顔のふうつの人たちみたいで、
こちらもゆったりと音楽を楽しむことができました


ちょうど太陽がこの舞台の方向に移動してきたので、
タオルを頭に深くかぶって、舞台を見ることはあきらめて、
音楽だけを楽しんでいましたが、夕方になったら太陽は屋根の後ろに、
そして気温も急激にさがって、後半はとっても気持ちよかったです。


↓とちゅう、湖畔をおさんぽ
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↓住みたくなっちゃう、対岸のあのあたり
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↓逢沢さんが焼いてきてくれた
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↑うさぎのココアケーキ


芝生のうえでお茶を飲んでケーキを食べる。
音楽を聴きながら。
なんかすごくいいな。


はじめてのアーティストの曲もいっぱい聴いて、
この人の歌、もっと聴いてみたいと思うのもあって、
また音楽という心のたからものが増えた一日でした。


タオルといえば、ライブ会場で出演者のオリジナルグッズの販売がある
というのは知っていて、そこにタオルもふくまれることは知っていましたが、
わたしにとってはタオルというのは主に洗面所にあるという認識だったので、
なぜライブでタオルなんだろうと思っていたんです。乙女だったむかし。

この日、おそろいのタオルを持ったみんなはそれを肩にかけたり
頭にかけて日射しを防いだり、曲にあわせてふりまわしたりしていました。
そうか。主にふりまわすためのものなのか。
わたしはうちにあったタオルを、雨が降ったときのために持っていましたが、
頭にのせたままでふりまわしたりはしませんでした。
この日射しだもの、頭を守るほうが優先です。若いものがふればよろしい。



↓音楽いっぱいのすてきな一日が暮れていく
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帰路はちょっと大変でした(運転者が)。
まず、駐車場から出るだけで時間がかかり、くねくね山道を走り、
途中のコンビニでサンドイッチを買って夕飯を済ませてまた走り・・・
運転してくれた逢沢ご主人、ほんとうにどうもありがとう。
わたしには、この日のどれもが(駐車場渋滞をふくめて)はじめての経験で
とっても楽しかったです




ところで、11月にローマ教皇の来日をひかえていますが、
教皇来日記念オフィシャルグッズなるものが販売されておりまして、
なんとマフラータオルもあるんです!
どうするのこれ。ふりまわすのか?ミサで!?

悩むわ。








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DBの広告


とっても疲れていたある夜、ベッドのなかでインスタグラムをチェックしたら
ドイツ鉄道(DB)の広告が入っていました。
ようするに、ドイツ鉄道は環境にやさしい企業です、というアピール。

5分遅れは誤差の範囲内、10分遅れは日常茶飯事。
ただでさえ本数がすくないのに、キャンセルで電車が来ないことも。

乗りつぎの電車に間にあわないといけないからと
いつも1時間くらいまえのに乗ったりしていて疲れさせられたドイツ鉄道。

といった不愉快な記憶を呼びおこすDB(Deutsche Bahn) のロゴ。
その時点で数件入っていたコメントを読んでみたら、



キャンセルで電車が走らないことがこれだけ多いんだから、
たしかに環境にはやさしいだろうよ。

とか、

遅れてばっかりでこまるから、わたしは車を買いました(←反エコ)

とか、

環境よりまえにまず電車をちゃんと走らせることを考えたら?

とか



寝るまえだというのに大笑いしてしまったおかげで
疲れていたのに眠れませんでした・・・




↓父の椅子に乗って、パソコンを起動させることができるまゆこ
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↑里親募集中のまゆこ、甘えっこになってきました




なんといっても定時にこない、雨や雪ですぐにキャンセルになる、
ホームの定位置に止まらず(止まれず)、
ときにはホームを10mくらい走るはめになる。
まれに時間よりはやく着くとそのぶんはやく発車してしまい、
どうせ遅れると思ってぎりぎりに来た人たちは無駄に待つことになる。


ドイツで一年以上いっしょに暮らした猫山さん(仮名)は
雪の降る12月の寒い夜、ホームで電車を待っていたのですが、
アナウンスがあって、雪のため電車がキャンセルになったとのこと。
次の電車は30分後。
なにしろ寒いのでホームにいた人たちはみんないったん階段をあがって
コーヒースタンドで暖まりながら電車を待ったそうです。
そして、一応念のために時間よりも10分はやめにホームに降りたそうですが、
そこで彼らが見たのは、去っていく電車のお尻。
はやく着いたらそのぶんはやく発車するんですよね。

・・・・・・









ちょっとまえの話ですが


8月の話ですが、うさ友さんにお誘いいただいて、久しぶりに映画をみてきました


映画なんて久~しぶりです。映画は好きだと思っていたんだけど、
いつも「そのうち行こう」と思ってるうちに上映がおわっていたりして、
「いいや、じゃあDVDで」と思ったとしてもしばらくすると忘れるんだったりして、
要するにそれほどどうしてもみたいわけじゃないようなので、
こういうのは好きとは言わないのだと思います


それでも、行くと予告編が流れていて、チラシもいっぱい置いてあって、
そうするとあれこれみたくなってきます。大きな画面ってやっぱりすてき
11月上映のゴッホの映画はぜったい行く。そう、ぜったい・・・ ・・・たぶん


この日みたのは、うさ友さんおすすめの「トイストーリー4」。
キャラクターはみたことあるけど、映画ははじめて。
はじめてだけど話がわからないこともなく、とても楽しく、けっこう泣けました。
ただ、悪役として出てくる腹話術の人形がちょっとかなり怖かったです


あとで考えたら知りあいにこれとそっくりな人がいるんだったりして・・・



↓倒した洗濯ものかごがだいすきなまゆこ
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↓これのどこにそんな魅力があるのか
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↓すでにまゆげを超越している額の柄
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ロッキーちゃん(←正式仮名)がうちにきてちょうどひと月がたちました。


多頭飼育のうさぎ集団のなかで暮らしていたロッキーちゃんは
はじめは撫でられるのもちょっとこわくて、びくびくしていました。
すこし鼻筋を撫でさせるくらい。気持ちいいんだけど怖いみたいで、からだを固くしてました。

ひと月がたったいま、ロッキーちゃんはへやんぽ中にお腹を出してひっくりかえったり、
のびーんと伸びてうとうとしたりと、警戒心ゼロなすがたを見せてくれます
全身なでなでもだいじょうぶ。おでこに顔をおしつけてにおいをかいでもOKです
ええ、たまーに嫌がられますが・・・


家のなかもすっかり知りつくして、今度は立ち入り禁止区域への進出を狙っています。


先日の台風のときは夜中に足ダンして、台風を追い払おうとしていましたが
翌朝にはご機嫌でごはんをぺろり。いい●をころころさせていました。
神経質なところはなく、食欲も体調も安定していて、とても飼いやすい子です



  余談


さきほど、ひさしぶりにるり子からLINEがありました。
ひさしぶりになにを言うかと思ったら、「スマホが不調でLINEができない!」でした。


たしかに、るり子邸にいたころは、るり子がスマホの扱いに困ったり、
変なところを押してしまってインターネット接続が切れてしまったりしたとき、
修復するのはわたしの役目でした。
わたしもこういうことは得意ではないのですが、るり子よりはましだったので。


でも、日本にいるのにそう言われても困るんですけど


秀樹(←仮名・るり子邸1階に間借りしている男子大学生)に頼んで。
と返信しましたが・・・ が・・・ LINE来たんだけど。








海の日


今日は日本の祝日、海(かい)の日です


↓ぼくの日?
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↑ぼく、すごいねー!


祝日なのを忘れていて、月曜日はアレとコレとソレをしなくちゃ!と
ゆうべあれこれ準備していたけど、そのどれもが土日祝日はおやすみでして・・・
はなこ不発




わたしの生活はいまのところおもに歯医者さん・講座・教会の3つで回っています。
先週からそこにジム通いをくわえました。


土曜日の午前中の勉強会、講座は楽しいのです。
内容もですが、講師の先生が75歳知的素敵紳士でして・・・
(↑はなこはシルバー好き)
講座のあとはたいていこの紳士と、時間のある受講生とでランチ。
このまえの土曜日は紳士とわたし、ふたりきりでした
夏目漱石とひつじについて語りあってきましたよ、うふふ。


日曜日は午前中ミサですが、そのあとはお友だちとランチ→お茶。
そのときによってメンバーも人数も変わるのですが、
たいていわたしが最年少なので(教会高齢化)、経験豊かな方々から
いろんなお話を聞けて楽しいです。日本の社会問題にも詳しくなってきました。


なので、土日はほとんど1日中外にいるのですが、
もし、いつかうさぎさんをお迎えしたらどうなるだろう、なんてちょっと思います。
うさぎがいるとどうしてもどうしても引きこもりになりますからね・・・
素敵紳士か、うさぎか・・・ 悩ましい・・・ ←




↓ドイツへ行くときに撮ったお空のうえ
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そういえば、3月に帰国したときはANAを利用しました。
離陸まえに「機内安全ビデオ」が流れますよね。
非常時には酸素マスクが自動で落ちてくるとか、ライフベストは座席のしたにあるとか、
避難する際には手荷物は持たないでくださいとかいう、アレ。
飛行機に乗るたび何度も見ていますが、このときびっくりしたのは、


緊急脱出時の写真撮影はご遠慮ください 


というもの。

する人いるんですか
いるからこういう項目いれたのかな



ドイツでしていたウォーキングを日本でも続けたい、再開したいと思っていました。
が、この時季の日本はちょっと暑すぎます・・・ので、夏のあいだだけでもジムへ行くことに。
先週、はじめて行ってみましたよ。
いろんなマシンがあって、使いかたを教えてもらって、とても楽しかったです!
久しぶりの運動だったのでかなり疲れてへとへとの頭痛女になりましたが
がんばって通おうと思います。



青い目のおもち


帰国してカルチャーショックを受けたことその2。


↓開けるためだけじゃなく、
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↑捨てるためにたたむための点線まである・・・!


日本すごすぎ。過保護・・・




このまえ受けた歯科大学での組織検査ですが、
結果はそれよりまえに診断されたのとおなじ、
原因不明の難治性疾患でした。
難治性だけど、特に悪いものではありません。

口内炎ほどひどいわけではなく波があって、
炎症さんの機嫌の悪いときには常にじわじわと痛んだり異物感があったり、
熱いもの辛いもの酸っぱいものがしみたりと不便なこともありますが、
落ちついてるときはほとんど無視して過ごせるのでまあどうでもいいのです。
たのしいこと、嬉しいことがたくさんあるし、なにより、わたしのたいせつな宝ものは、
悲しいことも痛いことも寂しいこともない、幸せな幸せなところにいますから。



↓友だちが、太陽を撮るとすてきなものがうつるというので
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↑海がうつらないかな、と期待したけどダメだったらしい・・・




冬のあいだ・・・ドイツで過ごした最後の数か月は、
帰国することが、ドイツを去ることが寂しくてしかたありませんでした。
すっかり慣れて平和で安全な生活パターンを壊すことって、
おじさんのところを出るときもそうでしたが、かなり抵抗があるんですね。
あたらしい、未知の未来に踏みだすことは楽しみと同時に億劫でもある。
ドイツの友だちみんなにはもう簡単に会えなくなるし、
おきにいりの散歩道やカフェ、大好きな本屋さんやマルハナバチともお別れ。
いつも気軽に行ったあの場所が、遠く遠く、遠くなる。
遠くなる、というより、なくなる、というほうがぴったりくるかもしれない。


そんなふうに、失うほうにばかり目が向いていた冬。長年暮らしたドイツ。
最後の月に病気になり、飛行機に乗れないかもしれない危機感があったことは
かえってよかったのだと思います。そのせいでお別れの悲しさが薄まった。

そして、日本に帰ってきて体調が良くなってきたとき、
わたしが改めて喪失感に打ちのめされたかというとそんなことはなく、
どこにいっても、そこはちゃんとあたらしい自分の場所になるんだな、
と、この歳になって気づく。
ドイツが遠くなったことに変わりはないけど、そのすきまは別のものがちゃんと満たす。
ドイツにいたとき、日本のすきまがちゃんと埋まっていたように。


いまは日本だからこそできることがたくさんあり、お友だちといつでも会えるし、
ずっと会っていなかった友だちと再会したことで、
その人経由であたらしい世界へつながっていくこともたくさんあって。

どんどん豊かになってく一方なのかもしれない、って思います。
天に帰ったあの子たちさえ、以前よりいっそう深くいっしょにいるのだし。


はしゃぎすぎてガタがきて、ちょっと自粛しないといけないのですが
でもやっぱりはしゃいでしまうのです。このまえ、うさ友anbouさんから、



↓こんなすてきな贈りものがとどきました
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↑手のひらにちょこんとのる、白いうさぎさん


「おもちうさぎ」というのだそうです。
それほどもちもちしてるわけではないですが、座った感じがちょっとおもち?
どしっとして見えますね


↓この子は青いおめめをしていて
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↑ちゃんと海なんです



これで冷静でいろというほうが無理なのです。
が、このまえ内科で自律神経を落ち着かせる漢方薬をもらいましたのでw
もうすこし穏やかに日々を楽しもうと思います。



↓穏やかに、静かに、青い目のおもちさんといっしょに
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↑海の声がきこえるように