夏至のこっち側


↓るり子の庭のりんごの木
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↓果樹のある庭ってあこがれです
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るり子のお友だちはほとんどがそんなお庭のある家にお住まいなので、
家族で消費しきれないくだもののやりとりが盛んです。
野菜もそうですが、くだものも一度に実るから、けっこう大変なんですよね
るり子も、届けにいってはちがうのをもらって帰ってきます。
もらうまいとして、あえて相手のいない時間帯を狙って玄関まえに置いてくることも(笑)


そして傷むまえになんとかしなければならない大量のくだものたちは
おさとうやクリームをまぶしておじいちゃんのデザートに、
るり子自身はヨーグルトにまぜて、
そして当然わたしのところにも相当な量がまわってきます。
なし、もも、プラム、ブラックベリー、いちご、スグリ、ネクタリン、ぶどう・・・
さすがにまわってこないのはバナナと、収穫がまだのりんごくらい。
そしてこれだけあるのになぜかお店で買ってくるメロンやすいか。
おかげで、くだもの以外なにも食べなかった、という日が週の半分


ほとんど毎晩、るり子はあまってしまったくだものを煮てジャムにします。
ほとんど毎晩、わたしの部屋まで甘酸っぱいにおいが流れてきます。


↓スグリの実は宝石みたい
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↓るり子をてつだって、ジャムの下ごしらえ
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↑おしゃべりしながら


だけどアレですよ、くだものしか食べなかったおかげなのかどうなのか、
肌がすべすべになりました・・・強烈な日差しで、むしろ荒れてもおかしくないのに。


るり子の、わたしにとって唯一の欠点は、
いちばん暑い時間帯に庭仕事をする、という、ひとつだけどかなり致命的なもの。
78歳、腰が痛く、膝は要手術というるり子が危なっかしく大きなハサミで
枝なんか切っていたら手伝わないわけにいかないじゃないですか。
どうせ夜9時をすぎても明るいんだから、せめて7時とか8時にやればいいのに・・・
と内心ぶつぶつ言いながら働いて、日焼けどめクリームも汗で流れた午後4時すぎ。
日に焼けたところが熱を持ってなんとも不快なところへ
本当に助かったわありがとう とるり子からボウルいっぱい感謝の木いちごが。


↓どんなに暑くても勤勉なこの人は
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↓・・・勤勉すぎて花粉まみれに
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↑わかりにくいけど、向こうがあたまです


だけど、日に焼けながら汗をかいて労働をすることって
実際に何回かやってみると、ある意味とってもいきもの本来というか、
とてもシンプルで健やかな気もするんです。肉体的にも精神的にも。
あまり知的なことも考えないけど、ネガティブなことも浮かんでこない。
ものすごく疲れるけど、終わるのが待ち遠しく、
終わったあとの嬉しさ達成感は半端なく、
涼しい家に入って飲むつめたいお水のおいしいことったら。
そして夜は疲れ果てて10時には布団に入り、すぐに眠ってしまう。

こんな夏もわるくない。
そして。

夏至をすぎたら、日が沈むのがはやくなったのが感じられます。
おなじ夜10時でも、6月はもっと明るかった。
こんなふうに、夏は意外とはやく過ぎさっていく。

暑い暑いと文句言ってないで。
人生のこの夏、この日はもう二度とこない。




何回もこられても困るし。




↓でもやっぱり暑いよ!
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教会と盛り塩


今週の水曜日、るり子が自宅でミニパーティを催しました。
るり子と同年代の女性たちが6人ほど集まったのですが
そのなかのひとりが舞台俳優さんでした。

いま、ちょうどハイデルベルクの劇場で公演中の舞台の主役。
街中やバスのなかのポスターで見ていたとおりの顔がやって来ました。

普通の服を着ていると、なんだか八百屋さんのおばちゃんみたいw
るり子にケーキを切りわけるように頼まれてナイフをにぎったおばちゃんは
スイカでも切るようにいちごのかわいいケーキをざくざくと豪快にカット。
ケーキはつぶれ、縁がお皿からはみだして崩れ、ななめにされたいちごは落下。
ケーキもテーブルも悲惨な状態になりましたが、
おばちゃんは豪快にげらげら笑いながら落ちたいちごを全部食べてしまいました。



形はひどかったけど るり子がつくったケーキはおいしかったです



↓朝のハイデルベルク中心部
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↑このふたりは無理やり入りこんできたんです


↓上の写真にうつっている塔のある教会の
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↑仕事の帰りにその聖堂によく寄ります


↓心からほっとする静かなひととき
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↑といってもガイドブックにも載っている教会なので


↓観光客がけっこう出たり入ったりするけど
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明後日の日曜日はやっとやっとおやすみの日曜日なので、
この教会のミサに行く予定です。たのしみ



猫山さんのお誕生日だったので、
今日は花束を持って彼女の職場におめでとうをしにいきました。
そして相手は仕事中だというのに2時間ほどおしゃべりしてしまいました。

猫山さんって一緒に暮らしていたころから「業者さん関係の呪い」にかかっていて、
トイレの取りつけ業者さんと数か月都合がつかなかったり、
庭師さんも数か月連絡がとれなかったり、といったことがしょっちゅうあったのですが、
なんと今回は、買ったベッドが半年届かなかったそうです

わたしがいっしょに住んでいたときに注文したベッドだったんです。
多少お時間をいただきます、ということで当初は まだかしらね~、
なんて言っていたのですが・・・それが6月にやっと届いたとのこと・・・
半年も床においたマットレスに寝ていた猫山さんが不憫でした・・・

そのことを話したらうさ友るこ丸さんが、盛り塩をしたら、と提案してくれました。



 盛り塩  招客や穢れ祓いの意味を持つ   ←思わず調べる・・・

穢れから身を守るために、住まいに結界を張る行為
盛り塩で結界を張ってその場所を聖域とする行為


調べると、盛り塩セット、とか、盛り塩固め器、とか売ってるんですね。
はじめて触れる神秘の世界。



↓晴天続き、農作物の危機
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↑ときどきどしゃ降りになるけどすぐ晴れてしまう


盛り塩したところに雨が降るとか、そういう効果もあるのかな。




るり子とおでかけ


キッチンのまえを通りすぎたらそこに座ってお茶を飲んでいたるり子が、
どうしたのその顔は!!なんてこと、腫れあがっちゃって・・・歯でも痛いの!?
と血相を変えて叫びました。飴玉がほっぺに入っていただけなんだけど。


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そんなるり子といっしょに、今日はお買いものにでかけました。
いつもいっぱい手助けしてくれるからお礼に服を買ってくれると仰るのです

おじいちゃんとゲームしたり散歩にいったり、るり子の家事を手伝ったりしてるけど、
わたしがしているのは、親と住んでいたら手伝って当然のことばかり。
そのくらいの手伝いでこれだけのスペースを安く借りているのだから
むしろるり子側のマイナスなんじゃないかという気がいつもしてるんだけど、
なので辞退したんだけど、どうしてもと言われて午後3時のいちばん暑い時間帯、
冷房のないるり子の車で出かけました。

わたしがいつもおなじような、目立たず可もなく不可もなく、みたいな
服装をしているのが気になってもいたらしく
若いうちに(←まあ、るり子よりは)お洒落しないともったいないわよ!と。
るり子がわたしに選んでくれたのは花模様でふわふわのワンピース5点。
それを順番に試着してはるり子に見せ、双方が合意したものを買ってもらいました。
自分では買わないような、きれいでやわらかくてかわいいワンピースを2着。


そのあとアイスカフェに寄って、ゆっくりおしゃべりしてきました。
おじいちゃんとのなれそめなどを・・・


いつも、るり子が出かけたり休んだりできるようにおじいちゃんの相手をしているので、
るり子とふたりきりでなにかするってほとんどないんです。
たまにはすてきですね、こんな時間
女性同士のショッピング、お母さんと過ごしてるみたいな時間。


↓近所のお庭一面に咲いたラベンダーには
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↑いつもたくさんのはちさんが飛びかっています

↓ミツバチより大きく、マルハナバチより小さい
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↑これはなんていうはちさんかな


それにしても画像はないのですが、ドイツのアイスクリームは安いです。
大きなパフェグラスに入ったどっさりのアイスと、そのうえの生クリームの山。
お値段からの予想をはるかにうわまわる量と質。
いつも食べるのが大変で、この値段でこれはないよね~、と思うのです。

東京などのカフェでは逆の意味で、この値段でこれはないよね~、と思いますが

今日の夕飯はこれで終了。



↓午後9時のドイツ・はなこ地方
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ウォーキングをするには暑すぎて、運動不足な今日この頃です。





ちいさな展覧会


32℃を記録した快晴すぎた水曜日
お友だちの和田さん(仮名)と待ちあわせしてランチしてきました

はっきりいってナメクジの気分でした。
陰がなくてやむを得ず日のあたるところを歩くと、
皮膚からどんどん水分が奪われるのが感じられるような、
皮膚の表面からからだの奥に伝わる熱で体温がぐんぐんあがるような。
なのでわたしはしおしおで気分が悪く、半分熱中症状態でした。

なのに和田さん(はなこより年上)は、夕方からテニスの練習に行くというのです。
わたしが誰も遊んでくれない5ユーロのバドミントンセットを持っていることを知っていて
テニスの順番待ちのときにそれで遊んでくれると仰るのです。
嬉しいんだけど・・・
この季節のドイツは夜の10時半をすぎてやっと暗くなります。
なので、6時とか7時とか8時なんてまだまだ太陽ぎらぎら。
おそらく32℃をキープしたままのはず。 ・・・・・無理ーーー
体力年齢というものがあるのなら、ドイツ人のそれは日本人よりはるかに若い。

いいんです。わたしはもともとスポーツ向きではないんです。
芸術向きということで!(←無理やり)



なので(?)今日は仕事のあと、ちょっとした展覧会を見てきました。
子とも専門のホスピス主催の、死を間近にした子どもたちの言葉。
あるいは子どもたちが残した言葉。

↓絵に言葉を添えるかたちで展示されています
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わたし、英語をならいたいの。
英語が天使のことばだってこと、しってた?

というのは、写真右の天使の絵にそえられた4歳の女の子のことば。


あたまのなかみをDVDに焼くことはできないの?
コンピュータのなかですっと生きていられるように(5歳)


天国にいって天使になったら、
ぼくもドレスを着なきゃいけないの?男の子でも?(7歳)


天国がほんとうにそんなにすばらしいところなら、
どうしてみんな死にたがらないの?(12歳)


わたし、いい行いをする時間がなかったんだけど、
それならどうやって天国にいかれるの?(7歳)


もしかしたら死ぬのは正しいことなのかもしれない。
毛虫だって死んでちょうちょになるんだものね。
でも、それならわたしたちはなにになるのかしら?(8歳)


病気になったとたん、みんながわたしのために時間をとってくれるの。
だったら、病気になるのって悪いことではないんじゃない?(11歳)


↓わたしが死んだら
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↑わたしの夢はどうなっちゃうの?


ぼくが王様だったら、なにをするかわかる?
あのね、ちいさい子どもがもう死ななくてすむようにするんだ。
死ぬのは年よりだけ、そう、30歳くらいから(5歳)


↓あなたへの だいすき も
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↑わたしといっしょに埋められちゃう?


こんな問いにたいして大人たちはどうこたえたんだろう。
そっちも知りたくなってしまいます。


↓訪れたひとたちが感想を書いて
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↑木につるしていきます


このちいさなスペースにはだれもいなくて、
わたしが見ているあいだに入ってきたのはふたりだけ。
土曜日の午後だったのに、そして外のアイスカフェには人があふれていたのに
ここは静かで閑散としていました。



話はかわって、このまえラベンダーのはちみつを買いました。
職場テラスにはたくさんのラベンダーが植えられていて、
いつもみつばちが蜜をあつめているんです。
水をあげるとき、指で先っぽをつまんだホースからとびだす、
2すじに分かれた水のあいだをぎゅーんとくぐってみたりして、
必要がないのに敢えてそういうところを飛ぶってことは
はちさんも楽しんでるのかな?なんて勝手に楽しく想像しています


↓今日は涼しいけど晴れている、お洗濯日和
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初夏


おじいちゃんとお絵かきをしました。

↓描いたのはおじいちゃん、塗ったのははなこ
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↑うさぎ、おうちと車と巨大な花、それから・・・

カビの生えたおもち???と思いましたがそれは言わず、
この右のはなあに?と訊いたら、はりねずみ、とかえってきました。
はりねずみ・・・ なるほど・・・

そのあとしばらくほかのことをしたあとで再びこの絵を手にしたおじいちゃん。
はりねずみを指さして、これはなにかな‥ コケの生えた岩???





仕事に追われ、汗だくで帰宅すると小一時間お昼寝してしまう日々。
だけど、忙しくても犬林さんといっしょに働くのは楽しいです
わたしはいつもは複数の現場で日替わりで働いているので(犬林さんは固定)、
こんなに毎日毎日何週間もいっしょ、ってはじめて。
なのでおやすみの日はなんかさみしいんだったりしてw


↓すっかり 夏!になってきた木々の緑
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↓それでも早朝はまだ涼しいです
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以前の職場クリスマスショップでで元同僚と立ち話をしていたときのこと。
お母さんと2歳くらいの男の子がお買いものしていました。
レジで品物を受けとったお母さんが、棚のあいだを走りまわっていた男の子に
「パウル、帰るわよ!」と声をかけました。
そしたら元同僚が「パウルだって!あんな小さな子にそんな年寄りくさい名前をつけて!」
って言ったんです。

外国人には、よその国の名前が古くさいのかどうかなんてわかりませんよね?
もしわたしがドイツで「おウメです」と名乗ったとしても、なんとも思われないはず。
「パウルなんておじいさんの名前よ」と言った元同僚はつづけて、
「わたしの甥っ子なんてヤニックっていうの、かっこいいでしょ?」

音の響きとしてはパウルのほうがずっとかわいく賢そうな気がしましたが・・
そういえば亡くなった義父のセカンドネームもパウルだったっけ。

ドイツ人って苗字以外に名前を複数持ってる人がいるんですよね。
元夫・おじさんもふたつ名前がありました。
猫山さんはひとつでした。
ところがるり子は、なんと3つあるのだそうです!
家族や友だちにはふたつめの名前で呼ばれていますが、
元仕事関係の人たちからはひとつめで呼ばれているそう。。。
実は4つめ(るり子)もあることを、本人は知りません。


↓うさ友さんからゆらゆらうさぎさんが届きましたよ
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↑はりねずみさんも!


頭が重いのかしら(笑)、お花さんがゆらゆらと元気に動いてるときも
ときどき ちょこっと首をふる程度なのですが、その控えめなところがかわいい。


↓すっかり初夏です
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↑とりたててそうは見えない写真