村山さんちの午後


ドイツ・はなこ地方、今週に入ったら一気に暑くなりました。
一時は最高気温29℃を記録。湿度も高くて仕事のあとは汗だくです。
通勤や仕事、そのあとの買いものなど運動量は変わりないのに
暑いといつもの5倍くらい体力をつかうような気がします。くたくた。
帰宅してシャワーしたあとはくにゃ~んとなってしまいます。
はなこひきこもりシーズンの到来。

そんなわけで(?)最近はもっぱら読書にはまっています。
シャワーでさっぱりしたら飲みものをつくって本の世界へ。



週5日、正社員として働くようになってふた月がすぎました。
いいですね、毎月決まった額のお給料がはいってくる安心。
病気でやすんでもお給料には響かない安心。
お財布にもよゆうができて、ちょこっとうれしいものを買えるようにもなりました。
なので、本だって遠慮なく(←だれに)買えちゃうんです。うふふ


先日、旧はなこ村に用事があって出かけていき、
ついでにお友だちの村山さんちに寄ってお昼ごはんをいただきました


↓これはデザートのいちごケーキ
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↑いちごとカカオの生地ってよくあいます

このまえ日本風のチーズケーキを焼いたのよ、と村山さんが言うのでびっくりして
日本風チーズケーキってなんだろう、お醤油とか使うんだろうか、と高速で考えました。
村山さんが ほら、とみせてくれたレシピ名はたしかに「ジャパニーズチーズケーキ」。
ドイツのチーズケーキとちがうのは、ドイツではQuark(凝乳)を使うところが
クリームチーズになっているところ。それはいいんだけど・・・
なぜそれが「日本風」とよばれるんだろう・・・

おいしかったそうです。
あまりふっくらとしなかった、と言っていたけれど。

↓そんな村山さんがこんなものをくださいました
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これはドイツ語で「メモリー」と呼ばれるゲームで、日本語ではなんだろう。。。
2枚おなじ絵柄のあるカードをぜんぶ裏がえしにしてテーブルに広げて、
おなじカードをたくさん集めたほうが勝ち、というやつ。
うさぎといえばはなこ、という思考回路が脳内に完成している村山さん。
さっそくごはん後のテーブルのうえで遊んでみましたが、

↓違いが微妙な絵がけっこうあってけっこうむずかしい
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相変わらず来年度の落第が懸念されているこの家の息子くんは
来週からの2週間の休暇のあいだ、いちばん成績の悪い英語をなんとかすべく
マルタ島にある英会話学校短期集中コースに島流しにされることになったそうですw
英語というと英国、なイメージですが、英国はとっても物価が高い。
その点マルタ島はとっても良心的なのだそうで、利用するドイツ人は多いらしいです。
息子くんの場合1日5時間×10日間の授業料は48000円。
滞在は、数人と同室なのですが3食つきで2週間、なんと14400円。
(↑1ユーロ120円で計算しています)
すごーい そんなのわたしも行きたーい


それはともかく、ずっとまえから知っているお友だちとのおしゃべりって
心の栄養、元気をくれますね。
暑さや疲れで体がしょぼくれてると、気持ちもそれに引きずられがちですが
おしゃべりしてごはんをいただいて、ゲームして笑ったりして、
そんなささやかな喜びがとってもおおきなちからになる。


ところで、村山さんはいつもわたしにエプロンを貸してくれるんです。
料理をてつだったり食べたりするのに、服を汚さないように。
自分はしません。自分のはただの室内着だからどうでもいいのだそうです。
自分はしないのに村山さんはいろんなエプロンをもっていて、
このまえ出してくれたのはスペインで買ったというひらひらフリルのフラメンコ風。
今回のは白に水色ストライプの、ちょっとむかしの看護婦さん風。
うしろでリボンを結んでくれ、やだかわいい似あう似あう!と毎回喜ぶのです・・・
エプロンが似あうといわれて喜んでいいのかなんだか微妙なんですが・・・

そういえばわたしも、猫山さんはパジャマ姿が最高にかわいいと思っています。
本人に言う気はないけれど。



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朝のコーヒーと夜の紅茶


ひとは日々そのからだを清潔に保つためにお風呂に入ったりシャワーを浴びたりします。
ドイツ語にはその行為をあらわす動詞が3つありまして、それは


baden・・・ 入浴する

duschen・・・ シャワーをあびる  

waschen・・・ 洗う


なんです。

日本語では一般的に、入浴もシャワーも「洗う」という行為をすでに含んでいますよね。
お湯に浸かろうがお湯をかぶろうが、その基本的な目的は洗うこと、のはず。

おじさんは常にシャワーを浴びるひとだったので、「洗う」に直に触れたのは今回が初めて。
猫山さんはよく「洗う」ひとなんです。

洗う、というのはつまり洗面器にお湯をはってせっけん液をつくり、
手袋状になった小さいタオルを軽くしぼって全身を拭くことです。
病気だったり寝たきりだったりでお風呂に入れない場合に行う、あれです。
そのあと、お湯ですすいだタオルでもう一度か二度拭いてせっけんを落とす。

ドイツは水道料金が高く、日本の約3倍と言われています。
これは水道から出てくる水の値段ではなく、浄水設備にかかるお金なのだそうです。
排水を河に放出できるレベルにまできれいにする設備に、相当なお金をかけている。
それなら3倍高かろうが文句なんて出ません(逆に安かったら心配・・)
だけど庶民としてはやはり節約したいので、水の使いかたにかなり気を遣います。
そしてこの「洗う」というやりかただと、当然かなりの水を節約できるんです。
洗面器2杯程度ですからね。

これで、朝の電車のなかのドイツ人男性がいいにおいな理由がわかりました。
彼らは(全員ではないけど)、せっけんのなんとも清潔なよいにおいをただよわせているんです。
たぶん、せっけん水で拭いただけで出てくるのかと(笑)
水拭き回数が増えるほどせっけんのにおいは消えますから。

わたしも最近はこれにはまっています(笑) 水だけじゃなく時間の節約にもなる。
シャワーだと消えちゃうマグノリアのボディソープのいいにおいも、
これだとしばらくからだに残ってふんわりいい気持ち。
いまのところ、まだ涼しいせいもあって、シャワーと1日交代にしています。

せっけん成分が残って肌に悪いんじゃないかという疑問が出るかとも思いますが、
それについてはしばらく試したのち報告いたします。



↓先日、うさ友ブラックノールさんから海に、手編みの帽子が届きました
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↑海色おリボンにパールの飾り

↓窓辺でうさぎたちに見つめられています(笑)
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↑いいな~お帽子、なんて


海はめぐゆきさんが作ってくださった麦わら帽子と
ナオミさんが作ってくださった海色お帽子を持っていて
季節ごとに代わる代わるかぶっているのですが、ここに3つめが加わりました
うさ友さんからの愛情をこめた手作りお帽子、たからものです

添えられたお手紙に、ブラックノールさんは、
いつかうちのノール(黒ロップさん)がお空に帰ったときに海くんに会えるように
(ノールちゃんのお帽子と)おなじ糸で編みました、と書いてくださって・・・

文字がぶわっと滲みました


オランダから戻ってもう2週間以上がすぎ、またいつもの日常です。
朝起きて仕事に行って、買いものをしてご飯をつくり、眠る。
オランダのホテルで恋しかったのはなんといってもいつもの飲みものでした。
朝のコーヒーと 夜の紅茶。いつもの日常。

朝のコーヒーというのはネスカフェをカップ3分の1くらいに濃いめに作って
豆乳をいっぱい入れてつくる、とっても香ばしいはなこ流コーヒー←?
ホテルの朝食には(当然ですが)普通のコーヒーとミルクしかありませんでした。

夜の紅茶は、ルームサービスで頼むほどでもないし、1杯の紅茶じゃものたりない、
家みたいにたっぷりいれてたっぷり飲まないと飲んだ気がしなくて。
といっても2泊だけだったので、2晩だけだったのでどうという問題ではなかったのですが(笑)


↓ホテルでのゆったり時間は
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なっちゃんからいただいたお菓子といっしょに


↓いつもの日常
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↑庭をおさんぽするベイビー



なぜ、スマホで撮った縦写真はこんなに細長いのか・・・










ただいま


4月26日水曜日の深夜に、無事に猫屋敷に戻ってきました。

2泊3日の海とふたりのオランダ旅行のことは
これからすこしずつ書いていこうと思います。
写真がたくさんありすぎて、選ぶのに時間がかかりそうでw

楽しいこと、嬉しいこともたくさんあったし、
はじめての国で勝手がわからず困ったこともありました。

海とお話ししながら自分のペースでゆったりと、と思っていたけど、
実際にはなにをするにもここではどうやるんだろうと周りを見まわしたり
考えたり、忘却のかなたでカビを生やしている英語で質問をしたり、
初日はおつむフル回転であまりゆったりのんびりぼーとはできませんでした

はじめて、っていうのはそんなものなんだと思います。
はじめて、の渦中にいるあいだは楽しむゆとりってあんまりない。
そこを無事に通過してからはじめて、ああそうなんだ!って楽しくなってくる。
楽しむためにはよゆうって必要なんですね・・・
そしてそういうときの対処のなかに、自分が見えてきたりする。

人生ではじめての夜行バスはなかなかおもしろかったし、
アムステルダムの街並みとゴッホ美術館はとてもすてきだったし、
キューケンホフ公園は夢の国のようだったし、
北海の潮のかおり、絵画のような雲が印象的でした。

旅行はとてもすてきだったけど、
帰ってきていつものテーブルで飲むお茶もすてきでした。

そんなことを少しずつ書いていこうとおもいます。


↓ぼくもチューリップ見にいったよ!
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いってきます


すごいんです。
5泊6日でお留守番をしたおじいちゃん家では、奥さんが
家にあるものなんでも食べてね、あなたは1銭もお金使わなくていいからね、
とご親切に言ってくださったtのですが、
食品倉庫にも冷蔵庫にも入っていたのは肉の加工食品の山。

ありとあらゆる種類のハム、ソーセージ、
レンジでチンするだけのビーフシチュー、
オーブンで焼くだけのチキンカツ。
フライパンで炒めるだけのスパイシーポーク。
それとヨーグルト、チーズなど乳製品が少々。

もちろん、わたしがよけいな仕事をしなくてもいいように
そのまま出すか温めるだけの簡単なものを用意してくださったんでしょう。

こんな食生活でお腹の調子を崩していたはなこですが、
猫屋敷に戻って体重をはかってみたら、2kgも増えていました・・・
(冒頭の「すごい」というのはここ↑です)

猫屋敷での3日間で1kg落ちましたが(え、1kgはただの誤差?)

だいじょうぶ。
おじさんから、離婚の手続きに関するメールをいただいたおかげでお腹を下したので、
それに3日間のオランダ旅行でたくさん歩きまわる予定ですから、それでなんとか。


↓おじいちゃん家にあったいろいろなうさぎさん
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↓近所に咲いてたこれ、なんていう花なんだろう
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↓とってもいいにおい
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ネットの天気予報によると、オランダ・アムステルダムのはなこ滞在3日間のお天気は
・・・雨ばかり
しかも最高気温10~13℃です。

旅行中あれこれ持ち歩くための大きめバッグやガイドブック、
外出先でスマホを充電できる懐中電灯みたいな見た目の物体やカメラの電池、
そのほかいろいろを買ってきました。

↓「オランダ」だとぶ厚くて重すぎるので「アムステルダム」
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↑キューケンホフやホテルのある街は載っていない・・・


これに載っていた「オランダでやらないほうがいいこと」のコーナーに、
いきなりドイツ語で話すこと、というのがありました(ほかは麻薬とか交通ルール関係でした)。
相手がドイツ語を話せて当然、という傲慢な態度は、
とくにドイツ軍に占領されたころの記憶を持つ高齢世代には不快である、という理由。

ドイツ語を話されますか?と訊いてからにしましょう。

はい、そうします。


↓ぼく、とってもたのしみにしてるんだよ
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↑雨だってきっとたのしいよ!


明日は仕事のあといちど猫屋敷にもどってきて、
猫山さんと夜ごはんを食べてから出発です!帰宅は26日水曜日深夜の予定。
PCは持っていかないのでブログの更新、コメントの返信はできないけど、
帰ってきたらたくさん報告しますね。
写真もいっぱい撮ってきますよ~


海といっしょに、いってきます。





復活祭の日曜日


復活祭、おめでとうございます 


3月半ばに仕事をフルタイムに変えて以来ずっと疲れていて
疲労困憊 という言葉に特別な親しみと愛情を感じていたはなこですが
復活祭なので、今日4月16日日曜日にみごとに復活しましたw

ずっと脳みそも疲労していたのか無感覚になっていてつまらなかったんです。
楽しくないし嬉しくないしポジティブじゃない。
かといってべつにネガティブなわけでもない。単にゼロの状態。
プラスになるのもマイナスになるのも生きているにんげんの特権であって、
ずっとゼロ状態っていうのはいってみれば死体みたいなものですね。

それが今朝起きたらすごく嬉しくなってましたよ。
復活祭に復活。これははなこの特権です(笑)。便利なものです(笑)。


↓本屋さんのウインドウ
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↑うさぎ絵本のコーナーが

こんな風景ももうおわりです。。。
でも、復活祭の祝日が明けた火曜日には、うさぎグッズが半額セールに


↓現在の滞在先ホストファミリー宅にも
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↑うさぎが飾られています

↓わたしが泊まっている部屋の机のうえに
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↓出かけるまえに奥さんがうさぎチョコを置いていってくれました
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↓正面からの顔がおもしろすぎる・・・まゆげが・・・
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わたしがドイツに留学していたデボン紀にお世話になったこのご家族。
イースターに奥さんが遠くに住む親せきを訪ねたいとのこと、
認知症のあるご主人をひとりにしておけないので、
わたしが3泊していっしょにお留守番することに。

3泊だったんです。当初の予定では。
だけど、いろいろ説明することがあるから一日はやく来てちょうだい、
という言葉に4泊ぶんのしたくをして移動してきたのですが、
「帰宅は月曜日の深夜になるから、火曜日までいてね」とさらりと言われてしまい・・
4泊ぶんのしたくしかしてないのに5泊になってしまいました・・・
しかも「いたければもっといてもいいのよ、なんなら帰国するまでいてくれても」との言葉に
けっこうです、とも言えず耳がとおくなったふりをしたはなこ。


認知症のかたとのおつきあいは、前職場で慣れていました。
ただ、仕事時間の数時間だけ向きあうのと、
プライベートで四六時中にいっしょにいるのとはやっぱり大違いだと思い知りました。
ご主人、おじいちゃんはちっとも大変なことはないんです。
身のまわりのことはぜんぶ自分でできるし、いつも機嫌がいい。
ただ、短期間の記憶しかないので、おなじことを何回も聞きにくる。
べつにいいんです。何回でも愛想よくおなじ返事をかえすことはできます。
でもそれが毎日夜まで続くと、
おじいちゃんが近づいてくる足音が聞こえるたびに神経がしゅるっとなっちゃう。
あまりに頻繁なので、ちがうことに集中できないんです
修行がたりてないな、はなこ!


↓ところで、猫屋敷のはなこベッドはいま
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↑イースターうさぎベッドカバーなんです


↓うふふふ
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↑すごくよく眠れるんですよ はやくまたここで寝たいな


今日は仕事帰りに猫山さんと待ちあわせして、いっしょにおじいちゃん宅にきました。
いっしょに復活祭のお祝いティータイムをしたんです
3日会っていないので、話がたまっています。
ときどき顔をだすおじいちゃんとの会話をはさみながらのお茶とケーキ。

猫山さんはお母さまの介護を何年もされていたので慣れていて、
しじゅうおだやかに優しい笑顔でおじいちゃんの話を聞いてあげていて
彼女が帰ったあとおじいちゃんは何回も、次は猫山さんいつ来るの?と訊いていました。

さきほどは、ベッドに入って1時間ほどたったころにとつぜんはなこ部屋にやってきて
今日の女の子(←もう名前は忘れた)どこに泊まるの?泊まるところあるの?と訊くので
猫山さんはじぶんの家に帰ってそこで寝てるからだいじょうぶよ、と説明しました。

奥さんがいつ戻るかを気にして何回も訊いてくるのですが、
これは奥さんの指示どおり、毎回「今夜かえってくる」と言っています。
答えはすぐに忘れてしまうけど、答えを聞いた瞬間には安堵や不安を感じるので
月曜日まで帰ってこない、という答えはしないほうがいい、という配慮からです。
そう答えつづけて3日目。それでも少しずつ、なにかおかしい、と思ってきてるみたい。

明日には本当の本当に「今夜かえってくるからね!」と言うからね、おじいちゃん。