うさぎのお薬

おとといのことですが、海を連れて病院へ行ってきました。
前回、奥歯が少し尖っているので定期的にチェックを、と
言われていたのです。
前回と比べて変化なしだったので、次回は2ヵ月後。


↓動物病院の受付。ほらほら!ダッチうさぎの絵が・・・
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↑ちょこっと見えている黒い頭は人間のものではありません。
 黒猫さんです。PCのキーを踏んだりしているようですが
 大丈夫なんでしょうか・・・


実は今回はもうひとつ目的がありました。
それは、うっ滞のお薬について先生に訊くこと。

日本のうさ飼いさんのほとんどは、冷蔵庫にプリンぺランなどを
常備しているかと思います。我が家もそうでしたし、いまもそうです。
日本からもらってきた粉薬、乾燥剤と一緒にビニール袋に密閉し、
さらに黒い紙袋に入れて冷蔵庫に入れてあります。
何事もなくてたまに使うだけなら、半年はもつ量がストックされています。

海は、うちで飼ったほかの子たちと比べるとうっ滞を起こしやすく、
しかも一度重症になって入院したこともあるので、
あれ、ちょっと変?と感じたらすぐに対処できるようにしてあるのです。

先生はわたしが用意しておいたメモ用紙のPrimperanと書かれた下に
「ドイツではこれは動物には使わないんだよ」と言いながら
別の薬品名を書いてくれました・・・くれましたが、読めない・・・
そして「じゃあ、これを出しておくからね!」と元気よく言われ、
まだストックからあるから今度でいいんです、といい損ねたわたし。
まあ、ちゃんと保存すれば何年ももつとのことで、いいんですが・・・

そしてもらったのがこれ↓です。
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↑赤い蓋の容器に入った薬と、シリンジ。

添付の説明書に、1日2回、ナイフの先っぽくらい、と書いてある。
ナイフの先!?先端がなんですって!?
金髪のかわいい看護師さんがにっこりと「ええ、ナイフの先にのるくらいの量」
口を開けたままの呆然顔のわたしに、もっと説明が必要と思ったのか、
「台所に普通にあるナイフで粉をすくって、先端に残った分をあげてくださいね」

・・・。
・・・アバウトすぎやしませんか。
日本では1回分ずつ分包されてるんですが。

帰宅してからやってみましたが、すくいかたによってかなり分量が変わる。
おじさんに訊いて、だいたい耳かき1杯分ほどらしいとわかったのですが、
それだと、この容器なら当分なくならない。どっさり入ってる。
これで診察料込みで1600円くらい。安すぎてなんか心配・・・
この薬の効果、威力を試す日が来ないといいのですが。


さて、今日載せた写真たち、これはつい最近購入したスマホで撮ったものです!
本業はネット&電話なのに、デジカメよりもハイクオリティという不思議。
SonyのXperiaというやつです。さすが日本製!
これからはこれですばらしい海の写真をたくさん撮れます。

↓カモミールを頭に載せた海(♂)
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↑あんまりかわいくてうっとりです(←親ばか)




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動物病院2軒目

そんなわけで、なかなか評判がいいらしい動物病院、2軒目に行ってきました。
ナビではここから17分、わたしの運転ではなぜか25分かかりましたが・・・

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↑小動物病院ドクター・フリッツ
イラストに犬猫と並んでうさぎが描かれているのがすでにいい感じ。

なかに入ると受付には猫(だけ)がいましたが・・・
すぐに奥からかわいらしい女の人が出てきて、問診表を渡してくれました。
おお、これこれ!日本の病院と同じ!
うさぎの名前と性別、誕生日、病歴などを知ろうとしてくれてる!

なんと待合室は、部屋自体はひとつなのですが衝立みたいなのが置かれていて、
犬猫が待つところと、その他小動物が待つところが分かれているのです!
壁にはダッチうさぎの絵がかかってる・・・なんかここ好き。

↓海はわたしとのドライブが怖かったのかなんなのか、緊張状態で鼻高速ふかふか。
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↓診察室盗撮
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↑恐怖で目が飛びだしてる海。
「ここ、ぼくいやだよ。飛行機のほうがよかったよ。
 きれいなお姉さんたちが声かけてくれたもん」

そうだね、北欧の金髪美女たちが優しくしてくれたもんね。
残念だけど、ここの先生はおじさんだよ。

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↑「ぼくもう帰る・・・」

しかし、そのおじさんはご自身が4匹のうさ飼い。うさぎの扱い、手馴れたもの!
うさぎに詳しいし、うさぎが好き!という感じが笑顔ににじんでいる。
キャリーから海を出して抱いたまま聴診器を当て、触診。体重は1.56㎏。
歯や目や耳もチェックしてもらい、爪を切ってもらう。
健康状態はとてもいい感じで良好、とのこと。ただ「ちょっとか細いね」とか。
「ぼくのうさぎたちはみんなもっと太ってがっしりしてるよ。太りすぎよりはいいけどね」
先生のうさぎたちは庭の芝生を、太陽を浴びて走りまわっているらしい。
海はずっと家のなかで暮らしてたから・・・色的にもまさにもやしっ子?

足の裏、かかと部分が赤くなっているのを診てもらう。
まだそれほどひどくはなく、床材を牧草に代えることで改善されるかも、と言われる。
ドイツではすのこではなく、おがくずか柔らかい牧草を敷きつめるのが一般的。
日本ではふかふかカーペットやフリースを敷きつめていたのだけど、
ドイツなら柔らかい牧草が安価で買えるし、代えてみようかな・・・
先生がいい牧草を売っている通販サイトのアドレスをくれた。
それに、時間外緊急時のための携帯電話番号も。
やっと、こうあってほしいと思うとおりの病院が見つかってよかった!
やっと、と言っても、まだ2軒目だけど。ラッキーでした!
それにここ、HPを見ると「国境なき獣医師団(?)」に協力してる。
アフリカなどの動物たちのための予防接種とか。そんなのあるんだ、ふーん。
診察料は1400円ほどでした。

日本の獣医さんと同じような先生が見つかってひと安心。
これでなんかあっても大丈夫。
ただ、前回の(1軒目)の先生については、わたしの認識に間違いがあったと思う。
つまり、わたしが日本で住んでいた場所では動物といえばペット、家族だった。
でもここは村で、動物=家畜である場合もあるのだ。農場の動物たち。
そう考えると、1軒目の先生の乱暴だけど的確な手際は、
何十頭もいる人に馴れていない子豚の予防接種にふさわしい手際ではあった。
動物や飼い主の気持ちは重要ではなく、すばやく正確に目的を果たす技術。

たぶん、農場動物の獣医師と、家族動物の獣医師とは別のものなのだ。
わたしは最初そのあたりに関して無知だったし、視野が狭かったと思う。

↓喉元すぎればすぐご機嫌で、笑顔を見せる海
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↑にこ。

・・・笑顔に見えない?




動物病院1件目

検疫をのりこえ、長時間飛行機で旅をしてきたうさぎが
到着してすぐに体調を崩すことなんて十分にあり得ることだったので、
あらかじめうさぎを診られる獣医さんを調べておいてもらいました。
日本でもそうだけど、どの獣医さんもうさぎを診られる、
というわけではありませんからね、残念ながら・・・

日本の住まいのすぐ近所、歩いて5分のところに新しい動物病院ができたときは
ラッキー!と思ったものですが、一応うさぎも診てくれるか訊いたところ
即座に「すみません、うさぎは診ません!!」と言われてしまいました・・・
まあ、いいんです。診られないのに「診ます!」と言われるよりは。
そんなわけで最後の最後まで父を運転手に、車で30分の病院まで通いました。
その節はお世話になり(すぎ)ました、父。ありがとう。

幸い、海は到着後も体調を崩すことはなかったので、
すぐには行かずに済んでよかった。
ドイツにはうさぎのための予防接種があるのですが、
体調を整えてから行きたかったのでね。

予防接種は、

RHD(うさぎウィルス性出血熱)とMyxomatose(うさぎ粘液腫)のふたつ。

接種は任意で、義務ではありません。
前者は「うさぎウィルス性出血病」とも呼ばれるようです。


以前わたしたちがドイツに住んでいたある年にRHDが大流行して、
近所でもブリーダーさんのうさぎ30匹が一晩で全滅したことがあったのです。
空気感染するうえに死亡率が100%に近く、治療法のまったくない伝染病。
そのため、海にはぜったいに予防接種を受けさせようと思っていたのです。

近所のブリーダーさんがうさぎの予防接種をいつもお願いしているという、
「うさぎを診られる獣医さん」はここから車で40分ほど行ったところ。
あまり近くはないけど、いい病院ならこれからずっとお世話になりたい。
5月2日、この病院に行ってみました。

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↑えっ、病院!?がーん・・・

結果は残念なものでした。日本の獣医さんとの比較するのは間違いかもしれないけど、
まず問診表などがなく、初診でいきなり診察台へ。
健康チェックと予防接種をお願いしたい旨を伝えると、
名前も性別も体重もなにも訊かず、うさぎをキャリーから出すこともせずに触診。
海を飛行機に乗せたこのキャリーは上に蓋があって深さもそれなりにあります。
そこに上から手を入れて海の頭をつかみ、歯を見ようとする。
うさぎの口は下のほうについているから、これだと首は直角以上に曲げられちゃう。
当然、海はいやがって暴れます。ちなみに女の先生です。50代前半くらいの。
そして注射を2本、これまたキャリーに入れた状態で肩をわしづかみにしてブスッ!
いくらキャリーが狭いとはいえ、うさぎがもがくスペースは十分あるのに。
さらにそのまま爪きりをしようとしたので、さすがに申し出て抱かせてもらいました。

終わったときには飼い主真っ青。海は真っ白。

予防接種の「注射手帳」みたいなものを作るときにやっと名前を訊かれました。

↓こんなの
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日付と注射の種類、獣医師の署名。

RHDは1年に1回、うさぎ粘液腫のほうは半年に1回受けるそうです。

すごーく乱暴なことをされたようで海がかわいそうで胃がきりきりしてしまいましたが、
運転手兼夫は「この辺では獣医なんてあんなものだよ」と言います。
事実、乱暴にもかかわらず内出血しているとか液漏れしているということもなく、
海は当日も翌日も元気でぴんぴんしている・・・
飼い主の気持ちにも配慮した優しい診療は、日本でしか望めないのかもしれない・・・
でも、予防接種はともかく、具合の悪いときにあの先生に診せる気にはなれない。

・・・で、便利ですね、インターネット。
そしてドイツでもうさぎを診られる病院が多くないことで困っている人がいるらしい。
ドイツ版うさぎも診られる病院リスト を、見つけました!
そこに載っていた、比較的新しいらしい病院。ここから車で20分ほど。近い!
載っている口コミの評判も悪くない。緊急時には24時間対応してくれる。
海の爪もまた伸びてきているので、爪きりを口実に様子を見にいきましょう。

動物病院2件目です。