村山さんちの午後


ドイツ・はなこ地方、今週に入ったら一気に暑くなりました。
一時は最高気温29℃を記録。湿度も高くて仕事のあとは汗だくです。
通勤や仕事、そのあとの買いものなど運動量は変わりないのに
暑いといつもの5倍くらい体力をつかうような気がします。くたくた。
帰宅してシャワーしたあとはくにゃ~んとなってしまいます。
はなこひきこもりシーズンの到来。

そんなわけで(?)最近はもっぱら読書にはまっています。
シャワーでさっぱりしたら飲みものをつくって本の世界へ。



週5日、正社員として働くようになってふた月がすぎました。
いいですね、毎月決まった額のお給料がはいってくる安心。
病気でやすんでもお給料には響かない安心。
お財布にもよゆうができて、ちょこっとうれしいものを買えるようにもなりました。
なので、本だって遠慮なく(←だれに)買えちゃうんです。うふふ


先日、旧はなこ村に用事があって出かけていき、
ついでにお友だちの村山さんちに寄ってお昼ごはんをいただきました


↓これはデザートのいちごケーキ
DSC_0013_convert_20170522233955.jpg
↑いちごとカカオの生地ってよくあいます

このまえ日本風のチーズケーキを焼いたのよ、と村山さんが言うのでびっくりして
日本風チーズケーキってなんだろう、お醤油とか使うんだろうか、と高速で考えました。
村山さんが ほら、とみせてくれたレシピ名はたしかに「ジャパニーズチーズケーキ」。
ドイツのチーズケーキとちがうのは、ドイツではQuark(凝乳)を使うところが
クリームチーズになっているところ。それはいいんだけど・・・
なぜそれが「日本風」とよばれるんだろう・・・

おいしかったそうです。
あまりふっくらとしなかった、と言っていたけれど。

↓そんな村山さんがこんなものをくださいました
IMG_0611_convert_20170522234131.jpg

これはドイツ語で「メモリー」と呼ばれるゲームで、日本語ではなんだろう。。。
2枚おなじ絵柄のあるカードをぜんぶ裏がえしにしてテーブルに広げて、
おなじカードをたくさん集めたほうが勝ち、というやつ。
うさぎといえばはなこ、という思考回路が脳内に完成している村山さん。
さっそくごはん後のテーブルのうえで遊んでみましたが、

↓違いが微妙な絵がけっこうあってけっこうむずかしい
IMG_0612_convert_20170522234159.jpg


相変わらず来年度の落第が懸念されているこの家の息子くんは
来週からの2週間の休暇のあいだ、いちばん成績の悪い英語をなんとかすべく
マルタ島にある英会話学校短期集中コースに島流しにされることになったそうですw
英語というと英国、なイメージですが、英国はとっても物価が高い。
その点マルタ島はとっても良心的なのだそうで、利用するドイツ人は多いらしいです。
息子くんの場合1日5時間×10日間の授業料は48000円。
滞在は、数人と同室なのですが3食つきで2週間、なんと14400円。
(↑1ユーロ120円で計算しています)
すごーい そんなのわたしも行きたーい


それはともかく、ずっとまえから知っているお友だちとのおしゃべりって
心の栄養、元気をくれますね。
暑さや疲れで体がしょぼくれてると、気持ちもそれに引きずられがちですが
おしゃべりしてごはんをいただいて、ゲームして笑ったりして、
そんなささやかな喜びがとってもおおきなちからになる。


ところで、村山さんはいつもわたしにエプロンを貸してくれるんです。
料理をてつだったり食べたりするのに、服を汚さないように。
自分はしません。自分のはただの室内着だからどうでもいいのだそうです。
自分はしないのに村山さんはいろんなエプロンをもっていて、
このまえ出してくれたのはスペインで買ったというひらひらフリルのフラメンコ風。
今回のは白に水色ストライプの、ちょっとむかしの看護婦さん風。
うしろでリボンを結んでくれ、やだかわいい似あう似あう!と毎回喜ぶのです・・・
エプロンが似あうといわれて喜んでいいのかなんだか微妙なんですが・・・

そういえばわたしも、猫山さんはパジャマ姿が最高にかわいいと思っています。
本人に言う気はないけれど。



スポンサーサイト

朝のコーヒーと夜の紅茶


ひとは日々そのからだを清潔に保つためにお風呂に入ったりシャワーを浴びたりします。
ドイツ語にはその行為をあらわす動詞が3つありまして、それは


baden・・・ 入浴する

duschen・・・ シャワーをあびる  

waschen・・・ 洗う


なんです。

日本語では一般的に、入浴もシャワーも「洗う」という行為をすでに含んでいますよね。
お湯に浸かろうがお湯をかぶろうが、その基本的な目的は洗うこと、のはず。

おじさんは常にシャワーを浴びるひとだったので、「洗う」に直に触れたのは今回が初めて。
猫山さんはよく「洗う」ひとなんです。

洗う、というのはつまり洗面器にお湯をはってせっけん液をつくり、
手袋状になった小さいタオルを軽くしぼって全身を拭くことです。
病気だったり寝たきりだったりでお風呂に入れない場合に行う、あれです。
そのあと、お湯ですすいだタオルでもう一度か二度拭いてせっけんを落とす。

ドイツは水道料金が高く、日本の約3倍と言われています。
これは水道から出てくる水の値段ではなく、浄水設備にかかるお金なのだそうです。
排水を河に放出できるレベルにまできれいにする設備に、相当なお金をかけている。
それなら3倍高かろうが文句なんて出ません(逆に安かったら心配・・)
だけど庶民としてはやはり節約したいので、水の使いかたにかなり気を遣います。
そしてこの「洗う」というやりかただと、当然かなりの水を節約できるんです。
洗面器2杯程度ですからね。

これで、朝の電車のなかのドイツ人男性がいいにおいな理由がわかりました。
彼らは(全員ではないけど)、せっけんのなんとも清潔なよいにおいをただよわせているんです。
たぶん、せっけん水で拭いただけで出てくるのかと(笑)
水拭き回数が増えるほどせっけんのにおいは消えますから。

わたしも最近はこれにはまっています(笑) 水だけじゃなく時間の節約にもなる。
シャワーだと消えちゃうマグノリアのボディソープのいいにおいも、
これだとしばらくからだに残ってふんわりいい気持ち。
いまのところ、まだ涼しいせいもあって、シャワーと1日交代にしています。

せっけん成分が残って肌に悪いんじゃないかという疑問が出るかとも思いますが、
それについてはしばらく試したのち報告いたします。



↓先日、うさ友ブラックノールさんから海に、手編みの帽子が届きました
DSC_2174_convert_20170414025428.jpg
↑海色おリボンにパールの飾り

↓窓辺でうさぎたちに見つめられています(笑)
DSC_2175_convert_20170414025529.jpg
↑いいな~お帽子、なんて


海はめぐゆきさんが作ってくださった麦わら帽子と
ナオミさんが作ってくださった海色お帽子を持っていて
季節ごとに代わる代わるかぶっているのですが、ここに3つめが加わりました
うさ友さんからの愛情をこめた手作りお帽子、たからものです

添えられたお手紙に、ブラックノールさんは、
いつかうちのノール(黒ロップさん)がお空に帰ったときに海くんに会えるように
(ノールちゃんのお帽子と)おなじ糸で編みました、と書いてくださって・・・

文字がぶわっと滲みました


オランダから戻ってもう2週間以上がすぎ、またいつもの日常です。
朝起きて仕事に行って、買いものをしてご飯をつくり、眠る。
オランダのホテルで恋しかったのはなんといってもいつもの飲みものでした。
朝のコーヒーと 夜の紅茶。いつもの日常。

朝のコーヒーというのはネスカフェをカップ3分の1くらいに濃いめに作って
豆乳をいっぱい入れてつくる、とっても香ばしいはなこ流コーヒー←?
ホテルの朝食には(当然ですが)普通のコーヒーとミルクしかありませんでした。

夜の紅茶は、ルームサービスで頼むほどでもないし、1杯の紅茶じゃものたりない、
家みたいにたっぷりいれてたっぷり飲まないと飲んだ気がしなくて。
といっても2泊だけだったので、2晩だけだったのでどうという問題ではなかったのですが(笑)


↓ホテルでのゆったり時間は
DSC_0058_convert_20170430050756.jpg
なっちゃんからいただいたお菓子といっしょに


↓いつもの日常
DSC_2117_convert_20170414024641.jpg
↑庭をおさんぽするベイビー



なぜ、スマホで撮った縦写真はこんなに細長いのか・・・










オランダ旅行3/3


その3 北海とライデンとオランダの雲

ホテルを出て正面の道をまっすぐに歩いて次の角を右にまがって
ずーっと歩くと大きな車道に出て、そこを渡って少し行くと海が見えてきます。

最初にこの街に降りたったとき、すぐに「海のにおい!」と思いました。
なつかしい、潮のかおりでいっぱいでした。
ここは「海辺のリゾート地」で、海が見渡せる場所には立派なホテルが林立しています。

ジュラ紀に、おじさんとドイツ北部に旅行にいったことがあります。11月でした。
北海に面した、対岸はデンマークという街で、名前は失念しました(笑)、が、
ここは息がとまるほど冷たくて強い風が休むことなく吹きつけ、
正面から吹かれると本気で息が苦しく、これが原因で死んでも納得、なほどでした。

今回は4月だったのでそこまで冷たくなかったけど、風の質、強さはあのときとおなじ。
おなじ北海です。海の荒々しさもあのときとおなじ。ゴッホの描く海の風景とおなじ。
海とともに生きる人々の暮らしの厳しさがつたわってきます。


↓ここをずっと行くと見えてきます
DSC_0011_1_convert_20170430233656.jpg


↓北海!
DSC_0036_1_convert_20170430233734.jpg


潮風のにおい、砂浜のにおい
DSC_0032_2_convert_20170430234030.jpg


↓ひとがちっぽけに見える、おおきなおおきな雲
DSC_0012_2_convert_20170430233804.jpg
↑あのしたはきっと雨が降ってる

↓雲がとってもすてき
DSC_0021_1_convert_20170430233835.jpg


↓砂浜は空の鏡
DSC_0029_2_convert_20170430233923.jpg



ここで貝をふたつ拾いました。
ひとつは猫屋敷の庭のどこかに、
ひとつはいつか日本に帰ったとき、あたらしいはなこ定住先に。

帰りのバスは15時発だったので、
アムステルダムに戻って少し観光することもできたのですが、
海辺でぼーーーーーっとするほうを選んでぼーーーーーっとしてきました。

ところで、アムステルダムへ行くには途中ライデンという街で乗り換えです。

このライデンという街にはちょっぴり感慨深いものがありまして。ここは
「思い出のアンネ・フランク」の著者ミープ・ヒースさんが初めて降りたったオランダの街なんです。

アムステルダムには「アンネの日記」のアンネ・フランク一家がナチスから逃れて
2年間隠れ住んだ家があって世界中から訪れるひとがいまも絶えることがありません。
その隠れ家生活を危険を冒して支えつづけたミープさんの自伝をむかし読んだんです。
本からは、オランダ人の強く太い優しさを感じました。
ミープさんはオーストリアの生まれです。第一次世界大戦のとき幼い子どもだった彼女は
戦後の食糧難から栄養失調になり、オランダへ送られます。
そこではたくさんの痩せ細った子どもたちのためにオランダ人の里親が待っていて、
自身が5人の子持ちでけっして豊かではなかった夫婦がミープさんを受けいれ、
栄養をつけようと一生懸命食べさせてくれます。
けっきょくミープさんはオーストリアへ戻ることなく、その家の家族になって暮らし、
のちにオランダ人と結婚して正式にオランダ人になっています。

「アンネの日記」が有名になったことでその支援者ミープさんは脚光を浴びますが、
ご本人は英雄扱いされることをよしとしなかったようです。
というのも、アンネはたまたま有名になってしまったけど、当時のオランダには
無名のユダヤ人を自宅にかくまっていた人が大勢おり、なかには密告されて逮捕され、
命を落とした人もいたのだそうです。

これはオランダだけの話ではなく、ドイツにもそういう人たちはいたのですが、
この自伝を読んで以来わたしはオランダ人に尊敬の念を抱いていました。
なので今回たくさんの人たちの暖かい親切に触れて、やっぱり!と感動したんです。

と、話だけ長くなりましたがライデンの写真はありません・・・w
ミープさんが見た第一次大戦直後の風景なんてどこにも残っていなかっただろうな。



↓ふたたびスローターダイク駅
DSC_0067_1_convert_20170501050708.jpg


↓駅も電車も、青と黄色が基調でした
DSC_0066_2_convert_20170501050641.jpg


ここからバスに乗ってふたたび7時間強の旅です。25ユーロ。
昼間のほうが少し安いんですね。
ただ、どういうわけか帰りのバスは外国人ばかりでした(自分もだけど)。
行きはドイツ人ばかりだったけど、帰りはドイツ語はまるで聞こえない世界・・・
インドやアラブ系の人ばかり。なぜ。
彼らのほとんどは途中駅フランクフルト空港で降りていきました。


↓車窓から見えた雲がすごかったんです
DSC_0075_1_convert_20170501050813.jpg


↓絵みたい
DSC_0076_1_convert_20170501050846.jpg


↓はなこの怪しいかばん
DSC_0077_1_convert_20170507004023.jpg


このバス、あちこちに行ってるんです。
一度使って安心だってわかったし便利だしお値段も良心的だし、
あこがれのマティス美術館にも行けちゃうかも・・・ フランスのニース。
と思って調べたら、ニースはダメです・・・ 16~18時間かかる しかも高い


ところで、帰りはアウトバーンが一部渋滞していてバスは1時間遅れました。
ぎりぎり、23時半の終電5分まえにハイデルベルクに到着。
荷物を受けとってホームまで走りました。
こういうときに限って定時に発車しますからね、ドイツ鉄道・・・


翌日本人が言うところによると、猫山さんははなこにおかえりを言おうと思って
寝室のドアを開けたまま寝ていたのだそうです(はなこ帰宅は0時前後でした)。
それがうっかり深く眠ってしまい、朝まで意識不明だったそうですw
その代わりにベイビーが迎えに出てくれていっしょにはなかい部屋に入り、
棚に飛びのってそこにあったハンドクリームを落とし、かなりすごい音をたてたのですが・・
猫山さん、疲れていたんですね。。。





Category: オランダ

キューケンホフ写真集


この空気、景色のなかを歩いたような気持ちになってもらえたら嬉しいです。
海といっしょに。


IMG_0264_convert_20170501045321.jpg

IMG_0452_convert_20170501045726.jpg

IMG_0431_convert_20170501045702.jpg

IMG_0429_convert_20170501045631.jpg

IMG_0425_convert_20170501045609.jpg

IMG_0382_convert_20170501045546.jpg

IMG_0325_convert_20170501045430.jpg

IMG_0357_convert_20170501045449.jpg

IMG_0288_convert_20170501045404.jpg

IMG_0269_convert_20170501045341.jpg

IMG_0589_convert_20170501050151.jpg

IMG_0588_convert_20170501050133.jpg

IMG_0575_convert_20170501050053.jpg

IMG_0576_convert_20170501050114.jpg

IMG_0539_convert_20170501045912.jpg

IMG_0537_convert_20170501045842.jpg

IMG_0497_convert_20170501045813.jpg

IMG_0472_convert_20170501045755.jpg

IMG_0597_convert_20170506051020.jpg


IMG_0313_convert_20170506045107.jpg

IMG_0275_convert_20170506045034.jpg

IMG_0388_convert_20170506043956.jpg

IMG_0385_convert_20170506050857.jpg

IMG_0379_convert_20170506050828.jpg




Category: オランダ

オランダ旅行2/3


その2 キューケンホフ公園


アムステルダムから少し離れた街にホテルをとったのは、
キューケンホフ公園のある街リッセに近く、バスで20分強で行かれるから。
それに海辺のリゾート地ということで、ひさしぶりの海風も楽しみたかったから。

キューケンホフまで直行20分強のバスは、ただし1時間に1本しかきません。

夢のキューケンホフ公園にできるだけ長い時間いたくて、
8時半のバスに乗る予定でその日は早起きしました。
前日も雨が降ったりやんだりのお天気でしたが、
この日は明け方から暴風雨になって、窓ががたがたいってすごかったんです。
もともとこの旅行の3日間が雨の予報なのは知っていたのですが、
ここまで風が強くてしかも気温が6℃となると、長時間外にいるのは厳しいかもしれない。
こんなに風が強くて雨となると、写真を撮るのさえ難しいかもしれない。
ちょっとどんよりした気分でホテルを出たのですが、ここでわたしは失敗をしました。

オランダのバスは手をあげて合図しないと停まってくれない。
そうガイドブックで読んでいたのですが、アムステルダムではそんなことはまったくなく、
バスもトラムもふつうに停まっては発車していたので、そのことをすっかり忘れていたんです
だけど、人が大勢乗り降りするアムステルダムとこの海辺の辺鄙な街とは事情がちがいました。
あっ、と思ったときには、バスは停留所のまえを通過してしまったんです

・・・・・・・・・ 

ショックでしばらく固まっていましたが、次のバスはどうしたって1時間後です。
仕方がないです。幸いホテルから徒歩1分の場所だったので、戻りました。
冷たい風が吹きつけ、雨が雹に変わってばらばらと地面に当たっては跳ねています。
ここでわたしはいつになく、ものすごくものすごーく落ち込んでしまいました。
自分の失敗や不運は笑いとばす、をモットーにしていましたがそれどころではなく。
いま現在のことだけではなく、おじさんとのあれこれや海とお別れしたことにまで遡って
頭ではきちんと整理して理解していたはずのこと全部がひどく理不尽に思えてきて、
なにかどす黒いものがこみあげてきて・・・


↓はなこ、そういうときは一歩さがって自分を透明にしてみて?
IMG_7650_convert_20170505010316.jpg
↑そしたら、悪いことなんかひとつもないってわかるから


海がそう言いました。

難しかったし、ちょっと時間がかかったけどなんとかそれで自分を立てなおしました。
ふくれあがった自意識。自己憐憫。
自分を主人公にしちゃうと、自分を重要視しすぎちゃうとだめですね。
それにキューケンホフは19時半まで開いているんです。 
1時間出遅れたくらい、どうってことありません。
今度こそバスに乗るぞー!と外に出たら、なんと晴れていました・・青空です 

運転手さんがビビる勢いで通りに飛びだして手を挙げてバスを止め、
今度こそちゃんと乗りましたよ!まえおきが長ーくなりましたが、


↓バスを降りて少し歩くと見えてきました・・・
DSC_0070_1_convert_20170430051935.jpg

↓きゃー
DSC_0490_convert_20170430052043.jpg

ディズニーランドの駐車場並みに大型観光バスや一般乗用車が停まっていましたが、
チケットはすぐに買えました。16ユーロ。ガイドブックもいっしょに購入して入場です。

↓こんなかわいいガイドブック
DSC_0004_convert_20170504233607.jpg
↑なかもとってもすてきなんです

歩きながら、なくさないようにチケットをかばんの奥にしまってから顔をあげたら・・・

口をぱかーんと開けたまま立ち尽くし、頭のなかは「きゃー」でいっぱいw


↓入口をはいってすぐのところ
DSC_0486_convert_20170504045949.jpg


↓さっきまでの悪天候がうそみたいに光でいっぱい
DSC_0487_convert_20170501045155.jpg


↓ときどき雨が降るのですが、5~10分くらいですぐやみます
DSC_0117_1_convert_20170501043621.jpg


↓さすがは世界最大といわれるフラワーパークです
DSC_0185_1_convert_20170501043711.jpg


↓これまでにいくつものフラワーパークを見てきましたが
DSC_0152_1_convert_20170501043646.jpg


↓これはちょっとレベルがちがう
DSC_0190_convert_20170501043735.jpg


ただ一面のお花畑、というのではなく木々のあいだに広がっているので
横だけじゃなく縦の広がりもあって深みがあって森みたいで光に満ちていて
空も大地も水面に映る影もすべてを含めた空間として使っている、
それは見事な、見事な芸術でした。


↓チューリップだけじゃなくいろんなお花も
DSC_0229_1_convert_20170501043757.jpg


↓たくさんのひとたちの幸せそうな笑顔も
DSC_0269_1_convert_20170501043908.jpg


↓ぜんぶがこの空間の一部
DSC_0112_1_convert_20170501043425.jpg
↑ひとりだけ黄色い子が


↓遠くにこんなすてきものが見えてきました!
DSC_0248_convert_20170501043821.jpg


↓ミッフィーのおうち
DSC_0252_1_convert_20170501043846.jpg
↑なかはおみやげ屋さんでしたが・・


↓この風車にのぼりました
DSC_0301_1_convert_20170501044055.jpg


↓大して高くないんですけどこわいんですけど
DSC_0300_1_convert_20170501044034.jpg


↓一面のお花畑
DSC_0295_1_convert_20170501044004.jpg
↑これはキューケンホフ公園の外です(川が国境ですw)


↓ヒヤシンス
DSC_0402_convert_20170501044624.jpg
↑とってもいいかおりです

↓庭師さんがチューリップのお世話をしていました
DSC_0397_convert_20170501044553.jpg
↑いいなぁ、わたしもこんなところで働きたい


わたしはこれまで出先でスマホの充電をしたことなんてありませんでした。
今回、携帯充電器なんてハイテク(?)なものを買う気になったのはなぜなのか、
あったら安心、程度の気持ちで持ってきたのですが、大正解でした!!
写真を撮りまくり、友人家族にLINEで写真を送り報告しまくり、電池が空に。

海に、すごいねぇチューリップすごいねぇと話しかけながら、
わたしはほとんど地面から浮いて歩いていたと思います(笑) 夢見心地。


↓やわらかなかわいいクリーム色
DSC_0391_convert_20170501044529.jpg


↓小雨にしっとりとした緑も美しい
DSC_0387_1_convert_20170501044459.jpg


↓けれどその後で降りそそぐ光に照らされる姿は圧巻です
DSC_0368_convert_20170501044427.jpg


↓光がいっぱいに満ちる世界
DSC_0358_1_convert_20170501044402.jpg
↑その両方を見られて本当によかった


あとで猫山さんに言われて気づいたのですが、
チューリップっておひさまに当たりつづけるとぱかーっと開いちゃうんですよね。
この日のように晴れたり曇ったり、そしてあまり暖かくなかったからこそ、
この「チューリップ」の形、いちばん美しいチューリップの姿が見られたのだと思います。


↓ひとりだけ赤いのつけててかわいい
DSC_0406_convert_20170501044716.jpg


↓園内には小動物広場があって、そこにはなんと・・・
DSC_0480_convert_20170501045022.jpg


↓・・・海がいたんです
DSC_0481_convert_20170501045051.jpg


↓まっしろにブルーアイ、海そっくりの子
DSC_0467_convert_20170501044955.jpg
↑つれて帰りたくてこまりました


↓園内にはところどころにおみやげ屋さんがあります
DSC_0338_convert_20170501044330.jpg


↓蘭の展示会場もあって、苗を買うことができるんです
DSC_0329_1_convert_20170501044302.jpg


↓とてもかわいいチューリップグッズがたくさん売られていて
DSC_0328_convert_20170501044237.jpg
↑ひとりで悶絶してきました


↓木々からクリスタルのオーナメントがさがっていて
IMG_0552_convert_20170501050034.jpg
↑風が吹くたびにきらきらとひかってとてもきれい


↓たくさんの、たくさんのいろ
DSC_0322_convert_20170501044210.jpg


↓地上にあるたくさんのいろと
DSC_0456_convert_20170501044926.jpg


↓光と
DSC_0454_convert_20170501044859.jpg


↓コントラストと
DSC_0429_convert_20170501044834.jpg


↓ここにいるひとたちみんなそれぞれの過去と
DSC_0424_convert_20170501044805.jpg


↓それぞれの、歩いていく先
DSC_0411_1_convert_20170501044741.jpg


雨予報だったにもかかわらず、そしてときどき降ったことは降ったけど
青空が見えておひさまが降りそそいで本当にうれしかったです。
そしてそのことを報告したらいっしょに喜んでくれたひとがいて、
「わたしのお祈りのおかげよね!」といばるひともいて(笑)
みんな、わたしのためによいお天気を願ってくれていたんだなぁ、って
とても豊かな気持ちになりました。幸せってこういうことだよね、海。


旅行社では団体でバスで行くアーも勧められたのですが
それはキューケンホフの滞在がなんと3時間だったんです。
わたしはけっきょく10時から18時すぎまでいたのですが、
それでもぜんぶをしっかり見られた気がしなかったです。
地図のうえでは一応ぜんぶをまわったのですが、
ぜんぶを受けとめきれなかったというか・・・ 
あまりにすばらしいとこちらの感性の頭上を越えて向こうに行っちゃうんですね。


この景色をみんなにも見せたくて写真を撮りすぎて大変なことになりました。
今回載せたものはすべてスマホで撮った写真なのですが、
デジカメのほうが画像が大きくてきれいなので、そちらを次にどどんと載せます。
行ったような気持ちになっていただけたら嬉しいです。

ちなみにキューケンホフ、トイレのドアの色もかわいかったです
赤とピンクが交互になってたりして・・・ きゃーでした。

DSC_0314_convert_20170501044119.jpg


2018年は3月22日から5月21日のオープンだそうです。

・・・・・・・・。

行こうかな。
行けるかな。




Category: オランダ

オランダ旅行 番外 


オランダ旅行1/3にて、到着寸前に黒うさぎさんを見たことを書きました。
バス走行中だったのでその姿は一瞬しか見られなかったのですが、
じつはバスを降りてから歩いて戻って、本当にうさぎだったか確認したんです。

そのときに撮った写真はズームでボケボケ、残念なのですが・・・


↓ほらほら!本当に黒うさぎさんでしょう!?
IMG_0194_convert_20170503011722.jpg

↓このあと、車道をすごいスピードで横切って向こう側を走り、
IMG_0195_convert_20170503011750.jpg

↓この門の奥に消えていきました
IMG_0196_convert_20170503011813.jpg



↓それからこちらはキューケンホフで見かけたコクマルガラス
DSC_0286_convert_20170503011501.jpg

↓「ソロモンの指環」に登場するこのカラス
DSC_0287_convert_20170503011553.jpg
↑実物を見たのははじめてです

↓こんなすてきなところにいられていいな
DSC_0289_convert_20170503011652.jpg
↑本人も幸せだなって思ってるのかな


それから北海が近いだけあってカモメがたーくさんいました。
もっとも、海から遠く遠く離れたハイデルベルクでも川岸で見かけますが・・・

ところで、この記事は「記事番号500」です。500、なんです。
これまでに記事を500書いたってことです・・・
よくそんなに書くことがありますよね。


以上、番外・動物編でした。





Category: オランダ

オランダ旅行1/3


その1 夜行バスとアムステルダムとゴッホ美術館


4月24日から2泊3日で行ってきたオランダの旅の記録です。
ツアーにひとりで参加したのではなく、完全にひとりの旅でした。
(心は海といっしょでしたが、肉体としてはひとりっきり)
運河の街アムステルダムで万が一誰も見てないときに河に落ちたら、
27日の朝にはなこが帰っていないことに猫山さんが気づくまで
誰ひとりはなこが消えたことを知らないという、完全ひとり状態です。
想像するとなんともいえずさっぱりと爽快ですが・・それはさておき。

普段の帰宅が21時をすぎただけで心配して駅まで迎えにくるお母さん猫山さんに
まずハイデルベルクに着いたら電話をすること、人のいるところから離れないこと、
オランダに着いたら電話をすること(オランダはスマホ圏外なんですが・・)
荷物はからだのまえにしっかりと持つこと、などなど注意事項を山とふきこまれ、
最終23時半の電車でハイデルベルク中央駅へと向かいました。
バスは0時50分発なので、駅でちょっと待ちます。
ハイデルベルク中央駅はこのあたりでは大きな駅の部類なのですが
警備員も警官も駅員もゼロ状態。いいんですか、こんな無防備で。

駅のすぐまえ、深夜のバス乗り場には、それでもたくさんのひとがいました。
男性も女性も、若いひとも中年をちょっと超えてるくらいのひとも。
つまり昼間のバスとたいした違いはありませんでした。
深夜だからって怖いとか危険ということはいっさいなく、みんな乗るとすぐに寝静まって・・

アムステルダム直行。所要時間7時間強。29ユーロ。

いや、眠れませんでした。
1時間とか30分、切れ切れにうとうとしただけで窓から夜明けを見ていました。

↓こんなバスでいきました
DSC_0003_convert_20170430050139.jpg
↑トイレもなかについてるんです 入らなかったけど

↓アムステルダム・スローターダイク駅のまえが停留所
DSC_0004_convert_20170430050159.jpg
↑橋のしたがホームです

↓まずは駅構内のカフェでちょっとひと息
DSC_0006_convert_20170430050219.jpg
↑ペラペラ海くんもいっしょですよ

バスのなかで、あと1分で到着です、とアナウンスがはいったとき、
ふと目をやった窓の外に、黒いうさぎがいたんです!
各二車線の上下線のあいだに幅2mくらいの細長い植え込みがあって、
一列に並んだ赤いチューリップのすきまから見え隠れする長いお耳が・・
あれっ、と思って目をこらしたらそれは本当に真っ黒のうさぎさんでした。
走行中だったので一瞬で見えなくなってしまいましたが・・・

↓スローターダイク駅から電車で5分、運賃€3.30(←高すぎ)
DSC_0008_convert_20170430050242.jpg

↓隣駅がアムステルダム中央駅です
DSC_0011_convert_20170430050315.jpg
↑なんだか東京駅みたい

お天気は予定(天気予報)のとおりの雨。気温は10℃くらい。
初日の予定はゴッホ美術館とアムステルダム国立美術館。
そのあと時間があったらアムステルダムの街をぶらぶらしようかな、という感じで。

と思っていたのですが、想定外だったのはゴッホ美術館入場2時間待ちの混雑

折しも盗難によりながいこと失われ、2016年秋に発見された二作品、
14年ぶりに美術館に戻ってきた二作品の特別展示中だったのです。

↓館内から撮った看板
DSC_0029_1_convert_20170430050452.jpg

入場規制をされて列はちっとも進まず、雨が降ったりやんだりするなか
あきらめて悪態をつきつつ列から抜けるひと続出。
列のまえのほうに、傘を持たずに、不自由とわかる足を引きずって
寒そうに両手をこすりあわせて待っているアメリカ人らしいおばあちゃんがいて・・・
きっとゴッホがだいすきでここまで来たんでしょうね。わたしもだよ、おばあちゃん。

そんなわけで骨が冷えるまで待たされましたが、展示中に来られてラッキーでした。
戻ってきた二作品を目のまえにするのは感動でした
どちらの絵もすばらしかった。

↓とちゅう、野菜のキッシュとコーヒーであたたまる
DSC_0021_convert_20170430050409.jpg


↓ぼくもゴッホさんに会いにきたよ
DSC_0025_convert_20170430050427.jpg
↑使いかけの絵の具やパレットも見ちゃった


画集などで見たことのある絵ももちろんたくさんありました。
有名すぎて見飽きた感さえある(←失礼)「ひまわり」も。
でもね、原画はやっぱり色あいがちょっとちがうような気がする。
これがゴッホの描いたほんものの色なんだなぁ、と思いつつ見てまわりました。

↓ミュージアムショップでみつけた
DSC_0030_convert_20170430050511.jpg
↑ゴッホミッフィー

それにしても館内はとっても広くとっても混みあっていて
絵のまえに行くだけで時間がかかったせいもあって出るころには午後も遅い時間に。

これからすこし離れた街のホテルにたどり着かなくてはならないので
国立美術館はあきらめることに・・・ 次回があるさ!(←いつ?)


↓アムステルダムの街はやっぱりドイツとはちがう街並み
DSC_0037_convert_20170502032109.jpg

↓このかわいいの、なんの看板だろ
DSC_0038_convert_20170502031856.jpg


DSC_0035_convert_20170502032223.jpg


↓ボートクルーズもあります
DSC_0047_convert_20170502032454.jpg


さて、ここからホテルのある街まで行くわけですが、行きかたがまったくわかりませんw
ので、中央駅のインフォメーションのおじさんに訊きます。
たくさんの迷える外国人観光客が長蛇の列をつくっているインフォメーション。
にもかかわらずおじさんはとっても親切で優しくていねいで、
乗るべき電車、降車駅の名前、ここからはバス、と紙に書いて渡してくれました。
これをサービスセンターで見せれば切符が買えるからね。
ドイツ鉄道と比べちゃうせいもあって、親切すぎて感動です!

↓電車の窓からチューリップ畑がみえました
DSC_0052_convert_20170430050708.jpg

↓きゃー
DSC_0054_convert_20170430050730.jpg


ところで、これはわたしが思っているとか信じているというはなしではなくて
本当に実際にある、この世の決められた法則なのですが、
困ったときには、それがどこであってもそこには必ず親切な誰かがいて
手をさしのべてくれます。これまでに何度もそんなひとたちに助けてもらって、
そのひとたちへの恩返しのためにも、わたしも困っているひとに会うことがあったら
きっと親切にしてあげよう、と決めています。
世の中にはそう決めているひとがほかにもたくさんいるはずで、
しかもその数は日々増えつづけているわけなので、
昨日より今日、今日より明日にはよりたくさんの親切なひとが存在するようになる。


はじめての街でバスから降りたったものの、ホテルへの道がよくわかりませんでした。
事前にネットで調べた地図はだいたい頭に入れてきたけど(←プリンターがないからw)
実際には、そこには載っていなかった細い小道などが無数にあって
鳥になって上空から見下ろせたらいいのに、それかぐぐーんと背のびして見下ろせたら、
と思いつつ、重いお泊り荷物を引きずってとぼとぼ歩いていました。
とちゅうですれちがった、犬の散歩をしている初老の夫婦に道を聞きました。
英語はわたしにとっても外国語ですが、オランダ人にとっても外国語です。
おふたりはとっても丁寧に教えてくれたけど、どうやらわたしはちがう道を行ってしまったみたい。
この海沿いの街は海辺特有の強い風が休むことなく吹いていてとても寒く、
おでこが冷えたわたしは寝不足もあってだんだん気分が悪くなってきました・・
誰かに聞こうにもひとが通らない、こまったな、と思っていたとき
後ろから近づいてきた車が停まって、女の人が飛びだしてきました。
それはさっきの犬のお散歩の奥さんでした。
彼女はにこにこしてわたしの肩に手をまわすと
見つかってよかった!わたしたち、あなたを探していたのよ、と言い、
わたしを車に乗せてくれました。運転席のご主人は、
自分の説明はわかりにくくて申しわけなかった、
ちがう方向へ行ってしまうのを遠くから見ていて、
慌てて車まで戻って探していたのだと説明してくれました。

・・・感激です(涙)。

そうしておふたりはわたしをホテルまで送ってくれました。
疲れて、そして感動していて英語でろくな感謝の言葉も出ないまま、
ただありがとうをくり返すだけで、去っていく車を見送りました。




Category: オランダ