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外国の外国人


わたしにはたくさんの非ドイツ人の友人、知りあいがいますが、
彼らはみんな、わたし同様かなり長いことドイツに住んでいます。

シリア人、トルコ人、カザフスタン人、イラン人、アルバニア人、
エジプト人、クロアチア人、ロシア人、韓国人、モロッコ人・・・その他いろいろ。


そして彼らはみんな、自分はもうその出身国の人間ではないような気がする、
って言います。わたしもそうです。日本人ではない気がする。

ドイツで暮らす、ということ、
場所ではなくドイツ人社会のなかで暮らす、ということは
日本で、日本社会にあわせて形づくられた自分のままでは無理で、
いちど自分を壊すか溶かすかして、あたらしい型にあわせないといけません。
そうやって、ドイツ社会でうまく生きようとがんばっているうちに
どうしても日本人としてのアイデンティティーは崩れていくのかも。

もちろん、かといってその非ドイツ人たちが、ではドイツ人になっていくのかというと
それは、国籍の話ではなく民族性の問題で、ほぼ100%ありえないと思います。
小さいときから住んでいるのでない限り、その国の人間になることはたぶん決してない。


わたしにとっては日本とドイツの大事さ、重さは完全におなじです。
どっちのほうがいい、なんてことはない。
どちらもまったくおなじに、大好きな部分があり嫌いな部分がある。
どちらもわたしの故郷だし、同時にどちらも異国。
じゃあ、そういうわたしはなんなのかっていうと、なんだか根無し草みたいな。


けっきょく、日本人とかドイツ人とかは関係なくて、
そしてそれはわたしだけの話じゃなくて、最終的、究極的にはただ、
わたしという人間である、っていうことだけが残るのかも。


↓お友だちとランチ
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↑ブルーベリーとマンゴーのアイスティー


お友だちの娘さんがアルバイトしているお店に行ったんです
彼女が担当しているテーブルがどこかを訊いて、そこに席をとって。
こちらではチップをわたすのですが、それはテーブルの担当者に入るので、
せっかくならその娘さんにあげたいから。

まだ18歳の娘さんは姿勢がよくて、細い腰にエプロンのリボンをきゅっとしめて、
てきぱきと気持ちよく、かわいらしい笑顔で働いていました
若いっていいなぁ(笑)


↓お店のなかを撮ったらボケたんだけど
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↑それがなんだかおもしろい味をだしている(と自分では思う)



そんなふうだから、暮らすためにドイツにきた当初は精神的にかなり辛く、
だけどそのうちドイツにしっかりあってくると楽になって自分になって、
そしてこんどは日本に帰ったときが、おなじようにすごく辛いんです。
こんどは日本社会にあわせないといけない。
「ドイツでのわたし」を内的に解体しないといけない。

もちろん、休暇で何週間、というときはなんでもありません。
おなじように、旅行や遊びなら、どこへいってもだいじょうぶ。

Ohne Wurzel。根っこがない。
どこの出身だろうと、みんなおなじような表現をするのがなんかすごい。



↓おまけ ドイツのティッシュペーパー
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↓鳥さんの目つき
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ティッシュは4枚重ねなので、いつも2枚ずつに分けて使いますw







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コメント

No title

はなこさんの身近には 10か国以上の 国籍の方がいらっしゃるのですね
なかなか すごい環境だとおもいます! 

皆様いろんな国の習慣を吸収し 深みのある人間になっていくのでしょうね
経験は多く積んだほうが良いそうですものね
はなこさんは (根なし)草ではなくて 私にとっては 花 ですよ

どこの出身だろうと、みんなおなじような表現 なるほど!そうですね
思うことや感じることに 国境はないんですよね

もうすぐ 帰国ですね しばらく 不自由だと思いますが
はなこさんのペースで ゆっくり 日本に住むのに慣れてくださいね♡

2019/01/26 (Sat) 14:06 | geohking #- | URL | 編集
No title

ドイツでも日本でもない、っていう話、この間私たちのお話にもちょっとでましたよね。
日本で初めは大変かもしれません。でも、はなこさんは、お友達沢山いるし、きっと少しづつでもまた慣れていけると思います!

2019/01/27 (Sun) 03:14 | ゆり #- | URL | 編集
geohkingさん

このまえ旅行にいったヴュルツブルクはそうでもなかったけど、
ハイデルベルクは外国人がとても多い街なんです。
なのでいろんな国の人たちとお話しできて楽しいですよ♪
・・・手ごわいのもいますけど(笑)

経験は多いほど良いとわたしも思います。
どんな経験も、すればするほど見える側面が増えるかな、と。

草ではなくて花ですかi-237
そんなふうに言ってもらえて嬉しいi-189

そんな感じで帰国には不安もあるのですが、
このまえみたいなすてきなお誘いをくれるお友だちがいる、
っていうことが大きな励みになってます♡

2019/01/27 (Sun) 04:58 | はなこ #- | URL | 編集
ゆりさん

そうそう、このまえその話もしましたよね~♡
そんなのはなこだけでしょ、ってなると困るので
知人に訊いてまわってみました(笑)

多少時間はかかってもいずれは慣れてちゃんと日本人になると思いますw
がんばらずにのんびりいきます。

2019/01/27 (Sun) 05:01 | はなこ #- | URL | 編集
No title

その国で暮らすとなるとやはりそうなりますよね。
この国にあわせられる人は残り、そうでない人は日本へ帰ると
領事館の人も言ってました。
イタリア人のいい加減さに耐えられる日本人はやはり少ないようで、
戻る人の方が圧倒的に多いとも言ってましたが☆
私は早々に一生は無理だと思ったのであわせようとはしなかったけれど、
日本を離れている年数が長いので多少の不安はあります。
でもまぁ私は人とはちょっと違うみたいで、
絶対無理と思ったこの国でもたいして辛くはなかったんですよね。
ほぼ諦めですが、慣れるのも早かったし。
たぶん元々が根無し草タイプなのでしょう。
一箇所にとどまるより定期的に違う国で暮らす方が
いいななんて思うくらいですからw

2019/01/27 (Sun) 22:52 | koume #- | URL | 編集
koumeさん

私は全然問題ないわ!と言い切ったのがイタリア人同僚でしたi-229
地理的にちかいから違和感がないのか、イタリア人だからなのか・・

わたしはドイツ人の夫や義理家族、それに友だち、
職場も教会活動もぜんぶドイツ人に埋もれてやってきたので
あわせないと生きてこられなかったですi-202
だけど、イタリアにあう日本人がいるなんで、その人たち、
もうけっして日本では暮らせない気が(笑)
そうですか、日本に帰っちゃう人のほうが多いんですね(笑)

すぐに慣れますよ。でも最初はね、なんでここで笑うんだろう、とか
なんでこういう反応するんだろう・・って戸惑う違和感が強くて。
ドイツと日本、どちらに行っても。
それだけドイツと日本の文化・国民性がちがうんですよね。

わたしも!うさ飼いじゃなかったらあちこち移動していたい。
実は職場とかも、おなじ場所にいれば安心なのはわかってても
どうしてもあたらしい場所、あたらしい出会い、あたらしい経験がほしくて
ずっと一ヶ所にいるのがダメなんです。
koumeさんとおなじで、もとから根無し草タイプなのかも。



2019/01/28 (Mon) 05:06 | はなこ #- | URL | 編集
No title

郷入ったら郷に従え、ですね。すごくわかります。今、少しの間日本にいてテレビで外人さんが役所で手続きの時、日本語がわからないから困る、とか言ってましたが、じゃぁヨーロッパで役所に行って誰が日本語わかるの?って話。
国の小さい大きいじゃなくて、なんてゆうか姿勢とゆうか。対応してない日本が悪いみたいに報道されてたけど、それ違うー!!と一人で叫んでしまいました。

あ。。鳥さん。。ティッシュ4枚重ねって驚きですね!

2019/02/08 (Fri) 13:44 | メリィ #- | URL | 編集
メリィさん

けっきょく人の価値観って生まれ育った国や地域に
あわせて形成されていて全世界共通ってわけじゃないんですね。

ドイツの外人局だって日本語どころか英語さえ
だれも話してくれませんよ・・来るのはみんな外国人なのに。
どこへ行っても自分の権利を主張するメンタリティもすごいけど、
すぐにハイハイってなる日本もどうかと思うけど。


2019/02/09 (Sat) 06:03 | はなこ #- | URL | 編集

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