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ハナトリ


ある週のある日。
母とふたりでとってもいいところにお出かけしてきました。

いつだったかテレビの朝のニュースだったかなにかで
この「花鳥園」のことをやっていて、わたしの大好きなオオハシさんがいるとのこと、
ぜひいってみたいと思っていたんです


↓ぼくがオニオオハシさんだよ!
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オニオオハシさん、ほんものを初めてみたのは近所のペットショップでした。
わたしがまだ高校生だった白亜紀のこと。
駅から図書館へのとちゅうにあったペットショップです。

オオハシさんはその体に対して小さすぎるケージのなかにいて、
いつも右から左へと跳ねて、ひたすら反復行動をしていました。
高い位置にある窓から、しかくい空をじっと見つめていました。
ときどき、そのしかくをカラスが横切ると、嬉しそうに自分も羽ばたいていました。
あんまりかわいそうで、買って空に放してあげたいと思っていたんです。
でもオオハシさんのお値段は30万円。学生に出せる金額ではありません。
それに、買ったところで日本の空に放すわけにはいきません。
飼育スペースも設備もないわたしが幸せにしてあげられるはずはなく。


花鳥園にいる鳥さんたちはみんなとっても幸せそうでした


↓入ってすぐのところにペンギンのお池があるのですが
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↓近いんです!すごく近い!
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↑ズームつかってません

↓手をのばせば背中にさわれる近さです
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↑ちょっと、この白と黒のあたま、かわいすぎませんか(悶絶)


↓反対のお池には水鳥たちが
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↑手からごはんを食べてくれるんです♪

↓黒鳥さん、かっこいい
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↑ここだけですでにかなりの時間をすごしてしまいました


ここ以外は屋内で、温室になっていて南の国の鳥たちがいます。
どこにも100円か200円のカップに入ったエサを売るワゴンが置いてあって、


↓買うとインコさんたちが舞い降りてきてくれます
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↑まだ買っていないはなこ母(右)の頭にも、すでにwww

↓かわいいものがこんなにいっぱい~
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↑幸せな重み、食べているのはりんごさん

↓味わってるのかな?うふふ、おいしいね
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↓こちらではオオハシさんとフラミンゴさんが
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↑はりきってごはんを売っています

↓ねえ、買う?買う?
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↑買い占めたっていいんだよ!

↓オオハシさんにごはんをあげるという、幸せな体験
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↓つまんだ小さなりんごのかけらを
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↑指を傷つけないようにそっと受けとってくれます

↓こんどは上のあなたの番よ
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オオハシさんはくちばしの先で受けとったりんご片を
宙に放るようにして口を大きく開け、喉のほうへ落としこんで食べるんです。

↓赤いがりんご
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↑ぱくっ!


オオハシさんがいたペットショップはいつの間にか閉店していて、
そこはいまでは美容室になっています。
あのオオハシさんはどこへいってしまったのか・・・

白亜紀の出会いから約1億年が経過する今日までときどき思いだしては
心のどこかにあのオオハシさんを連れ歩いていたしつこいはなこですが、
この日にここでほんものの温かくてずっしりしたオオハシさんと触れあえて


↓ツーショットできてとてもとても嬉しかった
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・・・本当は背中にほっぺたをぐりぐり押しつけて、
鼻の穴全開にしてにおいを嗅ぎまくりたかったんだけど、こらえました(えらい?)


↓こんな距離で見つめあえただけでも幸せでした
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↑オオハシさんはりんごしか見ていませんが


オオハシさんはなんといっても目立つし、愛嬌があるし目の高さにいるので
ごはんをもらう率がかなり高いのですが、地面から一生懸命に見あげて
気づいてもらおうとがんばる寡黙で健気な子たちには心臓打ち抜かれます。


↓くださいな
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↓鳥ってなんてかわいい形をしているのでしょうね
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↓こちらはヒトよりお掃除マシンのほうがいいみたい
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一部のフクロウやタカなどの猛禽さんはケージのなかにいましたが、
ここは基本的には動物園みたいに檻のなかの動物をただ眺めるんじゃなくて
鳥と実際に触れあえるのがすごくすてきだと思う。
かといって、うさぎやひよこやモルモットなどを無理やり抱いたり撫でたりする
よくある「おさわり広場」ともちがって、ここの鳥たちは自分の意思で近づいてくるし、
嫌なら遠くに離れていることもできます。じゅうぶんなスペースがあるので。

それにみんなすごくよく人に慣れているので、きっととても大切にされているのだと思います。


午後になったらみんなお腹もいっぱいになるし、おねむの時間らしくて

↓ベンチの下でうとうとしている子たちも
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↓この幻想的なしろいクジャクは
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↓動かない子が心配なのか、近寄ってじーっと顔を見つめるので
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↑あんまりじーっと見つめるので、しまいにはみんな走って逃げだす


↓はなこ母さん、おいしいのください
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↑この子はペレットを食べていました


↓ほかにもこんなすてきな鳩さんや
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↓手洗い指導係もいましたし
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花鳥園というだけあってたくさんの花、植物、サボテンがありましたが、
鳥たちに夢中でそちらはまじめに鑑賞しなかったような
お世話をしている方にもうしわけない。次に行くことがあったらちゃんと見ます。

ここではほかにも屋外で行われるバードショーがあります。
タカが遠くからトレーナーさんめがけて飛んできたり、フクロウが輪をくぐったり、
ペンギンがハロウィンの仮装で歩きまわったり。
それに有料で整理券が必要ですが、ペンギンやアヒルを膝にのせたり、
タカを腕にとまらせてもらっての記念撮影もできるんです。

おみやげ屋さんも、鳥大好き人は大喜びの品ぞろえでした。
また行きたいな。
こんどこそオオハシさんの背中にほっぺたを押しつけに(←迷惑)
それとも億万長者(古)と再婚して、豪邸でオオハシさんと暮らすか。

人生悩みは尽きないものです。




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錆びた脳の活性化②


このまえ、音楽友だちの相澤さん(仮名)にお誘いいただいて、
日本映画「望み」の試写会にいってきました。

映画館は何か月ぶりでしょう。
いつだったか、「ストーリーオブマイライフ」という、「若草物語」を原作とした
邦題もうちょっと工夫してくださいよ、なタイトルの映画を見にいって以来。
あれはいつだったかな。
最近の映画はむかしより画面が小さくなった気がする。
むかしはもっと視界いっぱいの画面で、その世界にすっぽり入れた気がする。

この「望み」は重ための映画だったので、すっぽりじゃなくてよかったんだけど。
今年はいちども会っていなかった相澤さんとのおしゃべり、はやめのお夕食。
そんなことが元気をくれます



タイトルの案件、ここまで。




肩を傷めてしまって整体にかよっています
生まれつきの姿勢と持病のせいで肩が凝りがちなのですが、
おなじ姿勢でかたまっての読書、楽器、猛暑による運動不足がかさなって、
そのうえ重くて硬くてびくともしない物体を動かそうとヘタにがんばったせいもあって
二の腕~肩~首+頭痛女になってしまいました

今日は2回め。
冷えていた両手がぽかぽかあったかくなってきました
でもなんかアレですよね、わたしはベッドに横たわってるだけですが、
先生のほうはわたしの足を持ちあげたり腕をひっぱったり、
ベッドにあがって羽交いじめにしてきたり、かなりの運動量ですよね・・・
若くはない先生の整体はだれがしてくれるのか、心配になってしまいます。

そんなわけですっかり医療費貧乏になっているわたしは必要品以外は買わない!
とかたく決心していたはずなのですが、先日はついうっかり、


↓かわいさに負けて買ってしまいました
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↑象のぐるんぱ


かわいー




↓先月の読書
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あいかわらず暑かったとはいえ9月に入ったら空気が秋っぽくなったのか、
9月は読書が(7、8月にくらべるとうんと)はかどりました。
いちばん印象にのこったのがこの本。

この作者のべつの本を、むかし読んだことがあります。
高熱をだして寝込んでいたときのベッドの友でした。
熱が高いので活字を見ているとどんどん気分が悪くなり、頭痛がひどくなってきて
そうなると本を置いて30分くらい目をとじて「もうだめ、もう死ぬ・・・」と休むのですが、
多少よくなってくるとまた本を開き、また気分が悪くなるまで読む。
そのくりかえしで最後まで読んだんだけど、内容はな~んにも覚えていません

気分が悪くてもつづきを読みたいほどいい本だったのか、
それとも単に返却期限が迫っていたのか不明だったのですが、
この「メモリー・ウォール」がとってもよかったので、たぶん前者だったかもしれません。

「メモリー・ウォール」は記憶をテーマにした短編集。
うしなわれて二度と帰らないものたちに対する思い、その描写の美しさ。
手のとどかない遠い過去、死んでしまった者たち、ダムの底に沈んだ村。
対象がもう存在しないだけに、恋い慕う思いは見返りを一切もとめない。
天に帰ったうさぎたちへの思いとおなじ。
喪失の哀しみというのは、地上で唯一存在している、純度100%の透明さなのかもしれない。





Category: 今月の読書

celebration


海が地上を去って、天の国にあたらしく生まれて、今日で5年。


いまでも毎日いっしょにいるから、
比喩ではなく、わかりやすいところでは枕もとに写真や分身ぬいぐるみがいるし、
外からみえないところでも、ほんとうに毎日いっしょにいるから、
特別に今日、海のことをおもうわけじゃないんだけど。


ときどき泣いても、それは悲しいからじゃなくて、会えたことが嬉しいから。


ほんとうに、なんてすばらしいお恵みなんだろう、と思うのは
いっしょだった日々のことだけじゃなくて、この5年間もふくめてそう感じるから。


お別れしてからの5年間は、出会うまえの5年間にくらべると質がまったくちがう。
ここでふつうに暮らしながらも、くつしたに穴があいてたり仕事で失敗したり
あたらしい出会いがあったり落ちこむことがあったり嬉しいことがあったりしながらも、
片手はいつも空のすみっこに触れながらすごした5年間。



あらためてこのブログを見てみると、


↓2013年9月26日は、海が発病して2か月目を迎えていて
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↑左のまぶたにしっかり毛が生えてかわいくなったことを報告


↓2014年9月26日には日本の母から毛布がとどいて
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↑海の目の色によく似あうね!とふたりでよろこんだ日



いい日だったね。
お祝いするのにふさわしい日だったね。
9月26日。


海とはじめて出会った日。うちの子にするって決めた日。
はじめて撫でさせてくれた日。はじめていっしょのベッドで眠った日。
はじめて電車でおでかけした日。いっしょにスイカを食べた日。

海が退院してきた日。はじめて歩いた日。ひとりでお水を飲めた日。
自分でケージに入れた日。ジャンプできた日。足ダンした日。走った日。

何月何日、って記録していない日も記憶していない日も、いいことでいっぱいだった。
だからほんとうは365日ぜんぶが、お祝いするのにふさわしい日なんだよね。




↓いつも言ってるでしょ、ぼく毎日お祝いしてるよって
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↑毎日プレゼント開けるんだよ


↓毎日お祝いのおやつ食べるんだ
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↓いいこと、うれしいこと、たのしいことは
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↑ひとつも残さずお祝いするんだよ



はなこも今夜は寝るまえにお祝いするよ。でも、小さくね。
まだ、小さく。
今日は5年め。



Happy birthday、海。









Category: ペットロス

錆びた脳の活性化①


ブログ管理画面、ふと気づいたら、なぜか以前の仕様にもどっていました!
なのでまた「あたらしい記事を書く」画面にちゃんと行かれるように

なかなか涼しくなりませんね。
だけど、猛暑のあいだ精神活動が停滞していて、人生を無駄にしたぶんを
秋~初春にかけて取りもどさなくてはなりませんので(←はなこの個人的な主義)、
そろそろアクセル踏みますよ~。

・・・ぼちぼちと。

いや、だってまだ暑すぎるんで





↓こちらのお嬢さんはいつも元気いっぱいで頼もしいかぎりです
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↑ソファのうえのシーツで遊ぶのがだいすきなまゆこ(仮名)


↓掘りまくっては
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↓持ちあげます!!
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↓まゆこ、すごいでしょ
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先日、「ショーン・タンの世界展」に行ってきました。
脳みそ活性化対策第一弾です


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名作「アライバル」の原画はすばらしかったです
これが、自分でもよく使ったありふれた筆記具であるえんぴつで描かれているなんて・・・
ひとつひとつの細かい線を見つめてから、数歩離れて全体を眺めると
その完成度にめまいが・・・だって、えんぴつってちょっとした力の入れ具合で
となりの線との濃さがちがってしまうはずなのに(素人談)
あと、失敗したところに消しゴムを使うと、どうしてもそこだけ浮いて見えたりするはず・・・
プロのごまかしテクニックがあるのか、それともそもそもミスをしないのか。


8月に刊行された新刊は、本自体は小ぶりサイズなんだけど、
原画は目測でたぶん幅140cmくらいの迫力。
別世界、別空間を旅した気分でした
ついでにほかの来館者も眺めて、あの人のスカートかわいい、って思ったり。

ここで買った図録は宝ものです


↓画家の仕事場を模したこの空間は
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↓撮影OKでした
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↓こちらはご本人による日本語
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うん。なんか元気と勇気もらった。

ずいぶんながいこと、病院と買いものと図書館通いが主なお出かけで
それ以外はおとなしくしていることが多かったせいか、
筋力体力、落ちた。
エネルギー源(主に腹部の脂肪)はふえたのに、ちょっと出かけるとけっこう疲れます。

つぎの通院日は9月末。
涼しくなってるといいんだけどな。

はかない希望になりませんように。











夜のシルエット


夜。

ロッキーちゃんの部屋はとっくに消灯していて、
でもわたしはむこうの部屋で歯をみがいたりパジャマをさがしたりしていて、
本当に家中の明かりを消すまえにもういちどロッキーちゃん部屋にいって、
だいすきなイタリアンライグラスをケージに入れます。
ひとつまみ と ひとつかみ のあいだくらいの量。

食べる姿をしばし眺めます。
うちではすっかり「まゆこ」で定着しているロッキーちゃん(仮名)のシルエット。
暗いので、見えるのは白い壁を背景にした黒いシルエットだけ。
そんなときに、もしこれがぴょんさんだったら、海だったら、と想像してしまう。
いま明かりをつけたら、そこにいるのはあのぶち模様の白い子かもしれない。
むこうからの明かりにかすかに光ってみえるのは、もしかすると青い瞳かもしれない。

そうすると音のない音楽みたいなのが心臓のところから喉元まであがってきて、
明かりはつけないまま、おやすみ、まゆこ、と声をかけて自分の寝室へ。


ごめんね。

ごめんね、まゆこ。
こんなのいやだよね。だめだよね。



↓まゆこ意味わかんないよ
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↑ごはんとおいしい牧草だけあればそれで幸せだもん



思ってるだけでまゆこには言っていないので、気づいていないといいな。

ちなみにわたしのいちばん初めのうさぎテディは黒いネザーでしたが、
小さくてまるくて耳が短くて、ロッキーちゃんやうちのほかの子たちとは
またちがったシルエットの持ち主だったので、夜の妄想にこの子は登場しません。






暑いので脳の98%は再起動待ちです。

あいかわらずパソコンは閉じたまま。
本は読んでも記憶に残らず。
読書メーターに記録してはあるんだけど、ほんとにこんなに読んだかな。

なんて無駄な読書。



人さまのパソコンより更新。