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最近のホームシック



ご無沙汰しております。老化の激しいはなこです。


ドイツでの生活とは346℃変わり、
通勤ラッシュでホモサピエンスの群れにもまれる日々(うさぎにもまれたい・・・)
電車の揺れに対抗してがんばって立っていると腰も肩も膝もやられて、
ドイツでは無縁だった肩こりになってしまいました・・・湿布貼ってます

運動がいいとわかっていても、そんな時間もとれない毎日。
自分の時間がほとんどとれない仕事の日々。
ささくれていく日々。
同僚は20代から60代までいますが、みんな当然のように淡々と働いていて
えらいなぁ、えらいなぁ!って思っちゃう。みんな大人でえらいなぁ。
願わくば、わたしも外見だけはそう見えるよう・・・(←内面はざらざら)



愚痴になりますが。(←前置き)

ドイツにいたころといまのわたしとなにがちがうっていうと、
心のなかにいつもあった「喜び」が完全に消えたこと。
皆無。
0%。
ドイツにいたころは、疲れていても具合がわるくても落ちこんで泣いていても、
いつもどこかに うれしい、っていう感覚があった。いつも。ほんとうにいつも。
ドイツだって、日本とおなじに人間関係問題とかあれこれあったのに。
むしろ、(松坂さんみたいな)個性の強いのがいないぶん、
こちらのほうが人間関係は穏やかと言えるくらいなのに。

さいきんになって、もしかしてこのせい!?って思いあたったんだけど、
それはなにかというと、美しいもの、きれいなものがない、っていうこと。
わたしは色や形やコントラストにものすごく惹きつけられるタイプで、
鮮やかな花の色や紅葉の色、緑の草原にいちめんのたんぽぽ、青空の雲、
といったものを見ると、どんなに急いでいてもどうしても目が離せなくなります。
うっとりしちゃう。運転中でもよそ見しちゃう。
友だちと話していても、相手の背後にきれいなもの、惹かれるものがあると
どうしても耳がお留守になるという、かなり失礼な人間なんです・・・
そういうものをいっぱい見ることは、目・右脳・魂の喜びだったと思うんです。

いまは、はなこ家からはなこ職場までの電車から見える景色は電線だらけ、
駅まえは看板・広告・宣伝の群れで夜にはそれらがぴかぴかして醜悪そのもの、
職場にもきれいなものなんてひとつもない。
強いていえば、書類についてるナンバーシールの水色がちょっときれい。
そんなわけで、手があくと書類棚を見つめているあやしい女。


五感にきれいなものを与える、ということを教えてくれたのは、あるうさ友さんです。
海が帰天したときに、ドイツまで電話をくれた彼女がわたしに約束させたのは、
視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚 に、嬉しいものをかならず毎日、ということでした。
きれいなものを見る、きれいな音楽を聴く、ラベンダーのかおりを嗅ぐ、
ふわふわ毛布に触れる、おいしいミルクティーを飲む、みたいなこと。
そうするうちに、心が元気になっていくから、と。
海がいなくなってずっとわたしはそれを守ってきました。
ときどき、どれか欠けたけど。
ドイツで、努力するまでもなく常に豊かにあったのは、視覚の喜びでした。
したたるような緑。見上げるたびにちがう表情の空。染まる雲の色。
雪の結晶。雨に濡れるりんごの木。星みたいにひかる白い小さな花。
マルハナバチ。鏡の水面。太陽に透ける花びら。
緑。緑。緑。
エメラルドの。


いまはインスタグラムで、芸術的なうつくしい写真を撮る人たちをフォローして、
時間ができたときや寝るまえに眺めています。
きれいな、深みのある写真は心にしみて、たくさんの物語がうかんでくる。
そのことが、いまのわたしの浄化になってる気がする。


そして、そんな景色が写真ではなく実際に目のまえにあったこと、
自分がそのなかで生きていたことを思って、不覚にも泣いてしまった。


ちゃんと覚えています。
ドイツにいたとき、うさぎが身近にいなかったとき、
わたしはインスタグラムでうさぎたちの写真を眺めては涙ぐんでいた。
まあ、うさぎの姿にはいまもやられてるけど。
あんまりかわいくて画面を撫でて指紋つけたりしてるけど。

ないものねだりかな。


ばかみたいだ。



↓インスタグラムに入ってきた、ドイツの新聞の広告
Screenshot_20191114-151032_2_compressed_compressed_compressed.jpg
↑タイムリーにも、あなたの魂を守ろう、だって



デジタル版もあるとのことで、こんな写真が毎回載るのなら購読しちゃいそう
でも、もしかしてこれってアレ?魂が消耗すると綿毛になって飛んでいって
すかすかになっちゃいますよ?ってこと???






注・ごめんなさい。景色が醜悪とか書きましたが、
  あくまでもはなこ地方のはなこ行動圏の話です。
  日本にもうつくしい場所があることはわかっています。









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Category: 愚痴っぽい